ginueについて
ginueはkintoneのアプリの設定情報を管理するためのツールです。いつも使わせていただいております。ありがとうございます。
詳しくは👆を見てください。
この記事は自分用メモです。
ginueの導入
npmから。
npm i -D ginue
ginueの設定
いろいろ書き方があって迷うので、決定版をここに。
ginueの設定は.ginuerc.jsが書きやすい。これをプロジェクトホームに置く。
.ginuerc.js
module.exports = {
//ディレクトリの設定
location: 'kintone',
//環境は名前をいくつでも設定できる
env: {
dev: {
domain: 'example.cybozu.com',
username: 'login_name',
password: 'login_password',
//basic認証は:でIDとパスワードを連結(kintoneの仕様といっしょ)
basic: "Administrator:myBasicAuthPassword",
//アプリはアプリIDの配列で指定可能だが、
//名前を付けたオブジェクトほうが、出力後の視認性がよい
app: {
"customer-master": 2597,
"support-history": 2598
}
},
stage : {
domain: 'example.cybozu.com',
username: 'login_name',
password: 'login_password',
basic: "Administrator:myBasicAuthPassword",
app: {
"customer-master": 3597,
"support-history": 3598
}
},
prod : {
domain: 'example.cybozu.com',
username: 'login_name',
password: 'login_password',
basic: "Administrator:myBasicAuthPassword",
//ゲストスペースを指定できる
guest : 5,
app: {
"customer-master": 7,
"support-history": 8
}
}
},
}
この設定での出力結果はこのようになる。
│
└─kintone
├─dev
│ ├─customer-master
│ │ アプリ設定
│ │
│ └─support-history
│ アプリ設定
│
├─prod
│ ├─customer-master
│ │ アプリ設定
│ │
│ └─support-history
│ アプリ設定
│
└─stage
├─customer-master
│ アプリ設定
│
└─support-history
アプリ設定
これをdiffツールやGitなどで管理する。
コマンド
データの取得、反映。
# 環境からデータを取得
npx ginue pull 環境名:省略するとすべて
# 環境にデータを反映(リリースはしない)
npx ginue push 環境名:省略するとすべて
よく忘れるコマンド
# 環境の状態をリリースにする(kintoneのアプリを更新ボタン)
npx ginue deploy 環境名:省略するとすべて
まとめ
素晴らしいツールです。ginue pushしない限り安全に利用できます。
設定を取得した後、ぼくはWinMergeで開発と本番の環境の違いを調べています。
この記事は以上です。
kintoneのカスタマイズやプラグイン開発・コンサルティングを行っています。