はじめに
本日の早朝、Soraが一般公開されました。時間を置いて再アクセスすると、奇跡的にログインできたので使ってみました!
Soraとは、テキストや画像、さらには既存の動画をもとに新たな映像を自動生成する動画生成AIモデルです。
Soraについての詳しい解説は下記に譲ります。この記事では使ってみた感想をご紹介できればと思います。
生成結果
それでは早速、実際の生成結果をご紹介します!結果は、音声なしのYouTubeショート動画としてアップロードしました。
Text2Video(入力:テキスト、出力:動画)
一番オーソドックスな使い方です。画像生成AIと同様に、テキストでプロンプトを入力することで、動画を生成できます。
私はピクミンシリーズが好きなので、架空の生き物を中心に生成してみました!
プロンプトは自分で考えています。タイトルは自動で付与されたものを参考に、一部修正しています。
ハロクリお正月モンスター
入力プロンプト:
A creature with Halloween, Christmas, and New Year-themed designs.
出力結果:
日本庭園サメ
入力プロンプト:
A large, shark-like creature living in a pond within a Japanese garden.
出力結果:
Image2Video(入力:テキスト+画像、出力:動画)
画像を動画に変換することもできます。20秒にすると、少し不自然なシーン遷移が見受けられました。プロンプトにもよりますが、10秒ほどであればある程度自然になりました。
眠れる魔法の宝石ウサギ
入力画像:
入力プロンプト:
Acting sleepy
出力結果:
Video2Video(入力:テキスト+ビデオ、出力:動画)
動画をRemixという形で別の動画に変換することもできます。こちらも同様に、20秒にすると、少し不自然なシーン遷移になることがありました。
先ほどの「日本庭園サメ」を二匹にしてみます。
二匹の日本庭園サメ
入力動画:
- 先ほどの「日本庭園サメ」
入力プロンプト:
二匹にする
出力結果:
使ってみた感想
Soraの使用感としては、以下のような点が印象的でした。
- UI: 操作性は直感的で、初見でも迷わず使えるレベルです。アスペクト比や動画解像度、生成時間、同時生成数などを細かく設定できるため、目的に応じた柔軟なカスタマイズが可能でした。
- パフォーマンス: 最大20秒の映像生成を行う場合、1080pではなく720pの解像度に落とす必要があるなど、全設定を最大化することはできません。また、Proプランで月500件、Plusプランで月50件の生成数に上限があります。最大20秒は「短い」という感想ですが、複数の動画を結合することである程度は対応できそうです。
- 速度: 動画生成には一定の待ち時間がかかるものの、プロンプトをキューに投入しておけば、まとめて生成を待つことも可能です。
- 言語対応: 日本語のプロンプトにも対応していますが、英語で指示することでより望ましい出力が得られる印象でした。
- コスト感: Proプランで月500件生成するとして、1件あたり単純計算(もちろん動画生成だけに使うわけではないですが)60円。高いと感じるか、安いと感じるかは人によりそうです。
なお、この記事内で掲載できなかった生成結果は、下記のYouTubeチャンネルにて公開しています。興味があれば、ぜひご覧ください。
よろしければチャンネル登録と高評価をよろしくお願いします!
(一度言ってみたかったフレーズです)