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機械学習Advent Calendar 2024

Day 10

Soraで架空の生き物の動画を生成してみた!【2024年12月10日】

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はじめに

本日の早朝、Soraが一般公開されました。時間を置いて再アクセスすると、奇跡的にログインできたので使ってみました!
Soraとは、テキストや画像、さらには既存の動画をもとに新たな映像を自動生成する動画生成AIモデルです。
Soraについての詳しい解説は下記に譲ります。この記事では使ってみた感想をご紹介できればと思います。

生成結果

それでは早速、実際の生成結果をご紹介します!結果は、音声なしのYouTubeショート動画としてアップロードしました。

Text2Video(入力:テキスト、出力:動画)

一番オーソドックスな使い方です。画像生成AIと同様に、テキストでプロンプトを入力することで、動画を生成できます。
私はピクミンシリーズが好きなので、架空の生き物を中心に生成してみました!
プロンプトは自分で考えています。タイトルは自動で付与されたものを参考に、一部修正しています。

ハロクリお正月モンスター

入力プロンプト:

A creature with Halloween, Christmas, and New Year-themed designs.

出力結果:

日本庭園サメ

入力プロンプト:

A large, shark-like creature living in a pond within a Japanese garden.

出力結果:

Image2Video(入力:テキスト+画像、出力:動画)

画像を動画に変換することもできます。20秒にすると、少し不自然なシーン遷移が見受けられました。プロンプトにもよりますが、10秒ほどであればある程度自然になりました。

眠れる魔法の宝石ウサギ

入力画像:

image.png

入力プロンプト:

Acting sleepy

出力結果:

Video2Video(入力:テキスト+ビデオ、出力:動画)

動画をRemixという形で別の動画に変換することもできます。こちらも同様に、20秒にすると、少し不自然なシーン遷移になることがありました。
先ほどの「日本庭園サメ」を二匹にしてみます。

二匹の日本庭園サメ

入力動画:

  • 先ほどの「日本庭園サメ」

入力プロンプト:

二匹にする

出力結果:

使ってみた感想

Soraの使用感としては、以下のような点が印象的でした。

  • UI: 操作性は直感的で、初見でも迷わず使えるレベルです。アスペクト比や動画解像度、生成時間、同時生成数などを細かく設定できるため、目的に応じた柔軟なカスタマイズが可能でした。
  • パフォーマンス: 最大20秒の映像生成を行う場合、1080pではなく720pの解像度に落とす必要があるなど、全設定を最大化することはできません。また、Proプランで月500件、Plusプランで月50件の生成数に上限があります。最大20秒は「短い」という感想ですが、複数の動画を結合することである程度は対応できそうです。
  • 速度: 動画生成には一定の待ち時間がかかるものの、プロンプトをキューに投入しておけば、まとめて生成を待つことも可能です。
  • 言語対応: 日本語のプロンプトにも対応していますが、英語で指示することでより望ましい出力が得られる印象でした。
  • コスト感: Proプランで月500件生成するとして、1件あたり単純計算(もちろん動画生成だけに使うわけではないですが)60円。高いと感じるか、安いと感じるかは人によりそうです。

なお、この記事内で掲載できなかった生成結果は、下記のYouTubeチャンネルにて公開しています。興味があれば、ぜひご覧ください。

よろしければチャンネル登録と高評価をよろしくお願いします!
(一度言ってみたかったフレーズです)

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