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XplentyによるXMLデータ処理

Last updated at Posted at 2020-11-30

Xplentyでは、CSVファイルの他にJSONやXMLデータフォーマットを簡単に処理することができます。この記事ではXplentyでXMLを処理しやすくする機能を例に紹介します。

概要とリソース

デモのために、処理するサンプルXMLファイルへのリンクはこちらです。

ファイルは以下の画像のようなXML構造になっています。
image.png

このデータを処理するための鍵となるのが、Xplentyの関数「XPath」と「XPathToBag」です。これらをデータパイプラインで検証してみましょう。

Setting up the Xplenty Data Pipeline

Xplentyデータパイプラインの設定

image.png

Xplentyパイプラインの構成要素をそれぞれ順番に説明していきます。

  1. XML_Source: 上記で共有されたリンクからのXMLファイルをクラウドストレージにコピーし、File Storage Source Componentを使用して読み込みます。

  2. XPathToBag: このステップでは、XPath /catalog/bookに一致するようにXPathToBag関数を呼び出します。これは、Bagデータ型の<catalog> </catalog>の下にあるすべての書籍を取得します。 例) XPathToBag(data,'/catalog/book')

  3. Flatten_Books: Flatten()関数を使用して、構造体の各レコードを個別のbookレコードとして取得します。 
    image.png

  4. XPath: このステップでは、XPath関数を使用して、book構造体の個々の要素を取得することができます。ここでは、上記の<book> </book>構造体にXPathを設定したコンポーネントを見てみましょう。
    image.pngXPathとその例についての追加のリファレンスは、freeformatter.comのようなXPath評価ツールを参照してください。

  5. Destination: XML から処理された個々のフィールドは、Destination(この例では BigQuery テーブル)に保存されます。

以下の画像は、出力されたレコードの例を示しています。
image.png

ファイルやAPIレスポンスからXMLをパースしてテーブル形式の構造に変換することは、データを検索する上で重要です。また、他のデータセットとのブレンドにより、データ分析をより容易にすることができます。

まとめ

信頼できるドキュメントベースの情報転送として、XMLベースのファイルやAPIがユースケースとしてよく見られます。XplentyではこうしたXMLデータを簡単に処理するための機能が用意されています。ぜひ、Xplentyのフリートライアルでお試しください。

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