この記事はエイチームブライズ/エイチームコネクト/エイチーム引越し侍 Advent Calendar 2018 20日目の記事です。
2019/01/07 追記
Windows10への移行時にやっておくといい事
デスクトップPCのシェアの多くを占めているWindows7ですが、サポートが2020年1月14日に終了されてしまう事が発表されています。
そのため、2019年内にWIndows10に乗り換える方も多いのではないでしょうか。
今回はWindows10を新規で設定するときに、最初にしておくべきだと思う事を書きたいと思います。
※あくまで個人的に必要だと思っている事なので、必ずやらなければいけないものではありません。
- Cortanaの無効化
- OneDriveの無効化(利用停止)
- SuperFetchの無効化
- 拡張子の表示
- 隠しファイル(フォルダ)の表示
- Thumbs.dbの無効化
- 画面端へのドラッグ時の最大化の無効化
Cortanaの無効化
Cortanaは音声認識機能付きのアシスタント機能でSiriのような機能なのですが、デフォルトで有効になっています。
有効利用している人もいるかもしれませんが、少なくとも私は使った事がないですし、今後も使うつもりがありません。
さらにCortanaは有効化しているだけでPCが重くなってしまい、特に低スペックのノートPCやタブレットPCで顕著になります。
そのため、使わないのであれば無効化してしまうのが望ましいです。
- 検索ボックスから「gpedit.msc」を起動
- コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > 検索
- 「Cortanaを許可する」を「無効」にし、OK(適応)
- 再起動
OneDriveの無効化(利用停止)
OneDriveは便利なオンラインストレージなのですが、環境によっては平気でディスクトラフィック100%になってしまいます。
特にPCが低スペックかつ無線LAN接続であるのこと多いノートPCやタブレットPCでは顕著になります。
使用する場合は仕方が無いですが、使わないのであれば無効化してしまうのが望ましいです。
- 検索ボックスから「gpedit.msc」を起動
- コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > OneDrive
- 「OneDrive を記憶域として利用できない様にする」を「有効」にし、OK(適応)
SuperFetchの無効化
SuperFetchはキャッシュメモリ管理によりアプリケーションの起動を早くしてくれる機能ですが、環境によっては遅くなってしまう場合があります。
もしPCが重く感じたら、試しに停止してみましょう。
※本来は高速化するための機能なので、環境によっては停止により遅くなります
- Windowsキー+X > コンピューターの管理 > サービスとアプリケーション > サービス > Superfetch
- 「スタートアップの種類」を「無効」にし、OK(適応)
拡張子の表示
Windowsではデフォルトで拡張子は省略されて表示さらますが、エンジニアの業務上表示しておいてくれた方がうれしい場面が多々あります。
この拡張子表示ですがWIndows10ではデフォルト非表示のため、表示するように設定変更をします。
- エクスプローラーのツールバー > 表示
- 「ファイル名拡張子」にチェック
または、
- エクスプローラーのツールバー > 表示 > オプション > 表示
- 「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す
隠しファイル(フォルダ)の表示
Windowsではデフォルトで隠しファイルは非表示となっていますが、作成した隠しファイルが見えないのでは開発に支障がでてしまいます。
また、後述するThumbs.dbも隠しファイルの一種で見えない事には消すのも手間です。
そのため、隠しファイルの可視化をしておいて方が良いです。
- エクスプローラーのツールバー > 表示
- 「隠しファイル」にチェック
または、
- エクスプローラーのツールバー > 表示 > オプション > 表示 > ファイルとフォルダーの表示
- 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェック
Thumbs.dbの無効化
Thumbs.dbはフォルダ内の画像の縮小表示を高速に行うためのキャッシュファイルです。
有用ではあるのですが、フォルダ内の画像をまとめてサーバーにアップするときに意図せず巻き込んでしまう事が多々あります。
私としても画像の縮小表示は求めていないので、無効化をしてしまいます。
またThumbs.dbは削除してしまても問題ありませんので、無効化するのであれば目についたものは削除してしまいましょう。
- エクスプローラーのツールバー > 表示 > オプション > 表示
- 「登録されている拡張子は表示ひない」のチェックを外す
※拡張子の表示はここから「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外すことでも可能です。
画面端へのドラッグ時の最大化の無効化
最近のWIndows(かなり前から)では、画面端にウィンドウをドラッグすると勝手に最大化表示がされてしまいます。
この機能を求めている人にとっては有用なのだと思いますが、少なくとも私にとっては煩わしく感じてしまいます。
私と同じように煩わしさを感じる方は無効化をしておきましょう。
- スタートボタン > 設定(歯車) > システム > マルチタスク
- 「ウィンドウを画面の横ままたは隅にドラッグしたときに自動的に整列する」をオフにする
まとめ
以上が私が考える、Windows10への移行時にやっておくといい事です。
移行直後に襲われるイラっと感を、少しでも抑制できたら幸いです。
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