Power AutomateでSharePointのリストのデータを複数の項目の取得で条件付きでデータを取得し、データの個数が1個以上の場合の処理を書くときに、複数の項目の取得の個数が欲しくなります。
そこで、個数を取得するには、変数を初期化するもしくは変数の設定のValueの部分で、複数の項目の取得複数の項目の取得の個数を取得します。
今回は変数を初期化するを用います。
変数を初期化するをクリックし、パラメータ設定画面を表示します。
Nameの部分には任意変数名を、TypeはIntergerを設定します。
実際に複数の項目の取得の項目の個数を取得するには、Valueの部分を設定するのですが、直接設定するのではなく、一旦、右側のfxをクリックし、表示されたウィンドウの上の部分に
length(outputs('複数の項目の取得')?['body/value'])
と入力し、追加ボタンをクリックします。
追加ボタンをクリック後、下図のようになっていれば、設定完了です。
動作の確認
まず、作成したフローを保存し、テストボタンをクリックします。
手動を選択し、テストボタンをクリックします。
表示された画面のフローの実行ボタンをクリックします。
完了ボタンをクリックします。
処理にエラーが無ければ、各フローの右上に処理時間が表示され、処理が完了したことが確認できます。
実際に取得した個数を確認するには、変数を初期化するをクリックし、表示されたウィンドウの未加工の入力を表示するの部分をクリックします。
すると、変数の詳細が表示されるので、 valueの部分に数値が入っていれば成功です。
あとは、今回作成した変数(list_count)を用いて、If文などの条件分岐に用いることができます。