MacOSXにAerospikeを入れてコマンドラインツールから動かしてみる

Aerospikeを触る必要がでてきたので触ってみます。
MacにAerospikeをインストールしてAQLで一通りコマンドを発行して確認することがゴールです。

環境

MacOSX Yosemite 10.10.5
Vagrant 1.7.3

Install

MaxOSX用のインストール手順にそって行います。

手順

まずVM(仮想環境)用のディレクトリを作成します。

VM用ディレクトリ作成&移動

mkdir ~/aerospike-vm && cd ~/aerospike-vm

作成したディレクトリ内でVagrantfileを作成します。
オプションはお好みで

Vagrantfile作成

vagrant init aerospike/centos-6.5

VMを起動します。

Aerospike起動

vagrant up

このあとAQLを使いたいのでVMにsshで入ります。

ssh

vagrant ssh

AerospikeとAMCが動いているか確認してみましょう。
AMCはAerospike Management Consoleの略で、ダッシュボードのようなものみたいですね。

状態確認

sudo service aerospike status
sudo service amc status

両方ともrunningになっていればOKです！
成功するとサーバログに「もうすぐケーキだよ」の書き込みがあるそうです。
（Web+DB Pressによると、Aerospikeのリリース時にケーキでお祝いしたことが関連しているとかしていないとか）

sudo grep -i cake /var/log/aerospike/aerospike.log

私は確認できませんでした。。ケーキはおあずけです
しかし、AQLに入ってみましょう。

AQLコマンド

起動

aql

Info

show namespaces

show sets

show indexes

Record

insert

INSERT INTO <ns>[.<set>] (PK, <bins>) VALUES (<key>, <values>)

insert into test.hoge (PK, name, age) values (1, 'fuga', 20)
insert into test.hoge (PK, name, age) values (100, 'piyo', 30)

select

SELECT * FROM <ns>[.<set>]

select * from test.hoge
+--------+-----+
| name   | age |
+--------+-----+
| "fuga" | 20  |
| "piyo" | 30  |
+--------+-----+

select * from test.hoge where PK = 1
+--------+-----+
| name   | age |
+--------+-----+
| "fuga" | 20  |
+--------+-----+

update

select * from test.hoge where PK = 1
+--------+-----+
| name   | age |
+--------+-----+
| "fuga" | 20  |
+--------+-----+

insert into test.hoge (PK, name, age) values (1, 'fugagaga', 50)

select * from test.hoge where PK = 1
+------------+-----+
| name       | age |
+------------+-----+
| "fugagaga" | 50  |
+------------+-----+

delete

delete from test.hoge where pk = 1

Aerospikeはキーは保存せずダイジェストのみ保存しているそうで、AQLからキーを参照することができないようです。

どのクライアントライブラリにもWritePolicy.sendKeyのような設定があり、ここをtrueにすればキーも保存され参照できるようになるらしいです。
（全部このブログで説明されていましたm(_ _)m）

PHPクライアントから使ってみる

公式マニュアル

後ほどアップデートします。