「CompTIA Cloud+」という珍しい資格があったので受験した。日本でIT資格といえばIPA試験が有名だが、CompTIAの場合、世界で通用するというお話。そういう触れ込みだが、実際にどうだかはグローバルで活躍してる人に聞いてみたいところではあります。
ちなみにこの資格を取った人は平均年収イッセンマンですとどこか(たしかCompTIA公式)に書いてありましたが、俺はいつになったら・・・。今日から俺も、イッセンマンだ!(気持ちだけ)
前提条件
勉強自体は事前にしたが、前提条件としてわたしは以下のようなベース知識があった。
- 10年程度のSIer勤務経験がある
- ITインフラストラクチャーの設計構築、運用経験がある
- AWSを業務で利用する経験が3年以上ある
- AWS認定資格を取得
こんな感じの人がCompTIA Cloud+ を受験するまでに勉強した期間はだいたい1.5か月弱。
平日60分ぐらい教科書読むor教科書の問題を解く。休日は2-3時間ぐらい学習。毎週これができたとはいえないが、だいたいこんな感じのペースと勉強量。
学習教材
現在受験できるCompTIA Cloud+はCV0-003となり、以下の教材はCV0-002版なので少し古いバージョンとなる。だが、あまり内容に乖離はなかったように思います。
以上の教材は教科書なので、問題集が必要であれば以下を購入するのも手だと思います。
わたしは問題集を買わなかったですが、合格ラインぎりぎりだったため、問題集を買って勉強すればよかったかな?とも思いました。
法的にグレーというかアウトな気がするのでリンクは書かないですが、JPN試験とかにも問題集がありました。が、どうも問題と答えが合ってない(タダなので信ぴょう性が微妙)感じがしたので、ちゃんと取り組みたければ問題集を買ったほうがいいと思います。
感想
クラウド+というネーミングながら、どちらかといえばサーバの仮想化についての問題も多く、VMware製品などの仮想化を経験していないと難しい問題もある気がしました。言うほどクラウド感がない気もしますが、プライベートクラウド(仮想化)、パブリッククラウド(AWSとかAzure)をぜんぶ含めた広義の意味での「クラウド」の知見を問う、といった扱いなので、オンプレミスしか経験してない方でも解ける問題はけっこうあると思います。
あとは年収がイッセンマンになればいいんですが、うーん、ダメそうです。