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オブジェクト指向言語におけるクラスの基礎知識Part1

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はじめに

この記事ではオブジェクト指向言語において、クラスに関わる必要最小限の知識を解説します。説明するのは以下の二点です。

・クラスはオブジェクト指向言語においてどのような役割を持つのか
・クラスはどのようなデータを持つのか

オブジェクト指向言語におけるクラスの役割

オブジェクト指向言語においてクラスは何のために必要なのでしょうか?
プログラムの実行のために必要である、それはもちろん間違いではありません。
正確には、目的を持った型枠としての役割がクラスにはあります。

では、実際にクラスが所持しているメンバやメソッドにアクセスするためにはどうしたら良いのでしょうか?
そのためにはクラスの実体(インスタンス)を生成する必要があります。(インスタンス化
クラスのインスタンス化によって実体が出来上がり、クラスのメンバにアクセスできるようになるのです。
つまり、クラスとインスタンスのセットでプログラムは動く、ということになります。

クラスが持っているデータ

オブジェクト指向言語を使用して実装するときにクラスを定義します。このクラスには以下の3つの要素が含まれます。

メンバ変数(フィールド)
数値情報や文字情報等の様々な情報を含めるための変数。

メンバ関数(メソッド)
動作・処理内容を記述したブロック。

コンストラクタ
クラスのインスタンス生成時に実行される特別な関数。メンバ変数の初期化処理などを行う。

まとめ

この記事では
・クラスに記述されるメンバ変数、メンバ関数、コンストラクタについて
・オブジェクト指向言語におけるクラスの役割
について解説しました。この記事で一番覚えてほしいことは、
クラスの作成だけではオブジェクト指向言語のプログラムは動かない。
インスタンス化とのセットでプログラムを動かすことができる。

ということです。次回はjava言語による実例も交え、インスタンス化について解説します。

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