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Julia言語のよく使う基礎的な関数一覧

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#はじめに
自分にとっての、雑な忘備録です。
細かい使用例やオプションはJuliaでの調べ方いろいろ(Qiita)を参考に確認しましょう。
(Jupyterでは関数名の後で[Shift]+[tab]のDoc表示がお手軽です)


###数値演算系
どの言語でもありがちなやつ、説明なしで列挙
 sum,round,ceil,floor,round,sin,cos,tan,sinh,cosh,exp,max,min

#####その他数値演算系

関数名 説明
maximam(a) 配列aの最大値を返す
minumun(a) 配列aの最小値を返す

###配列関連

関数名 説明
zeros((T,)m;...) 全て(型T)0の配列[m;...]を返す
ones((T,)m;...) 全て(型T)1の配列[m;...]を返す
rand((T,)m;...) T(配列等可)の乱数で埋められた配列[m,...]を返す
fill(x;m;...) 変数xで埋められた配列[m;...]を返す
similar(a) 配列aと同じ型の配列(初期化なし)を返す
copy(a) 配列aのシャローコピーを返す
deepcopy(a) 配列aのディープコピーを返す
reshape(a,m;...) 配列aのサイズを[m;...]に変更したものを返す
Array{T}(undef,m;...) Tの配列[m;...](初期化なし)を返す

古いversion(0.6とか)から挙動が変わってきた

###行列関連

関数名 説明
Vector{T}(undef,m) Tの配列(1次元)[m](初期化なし)を返す
Matrix{T}(undef,m,n) Tの配列(2次元)[m,n](初期化なし)を返す
transpose(a) 配列aの転置を返す
adjoint(a) 配列aのエルミート共役を返す(a'の方が楽)
inv(a) 配列aの逆行列を返す
配列と表を分けたけど、使う上で区別はないです。

###型関連

関数名 説明
typeof(x) 変数xの型を返す
length(a) 配列aの要素数を返す
size(a) 配列aのサイズを返す
dims(a) 配列aの次元数を返す
convert(T,x) 数値xを型Tに変換
parse(T,s) テキストsを数値型Tに変換
"$(x)" 変数xをテキストに変換(関数とは違うけど)

###ファイル操作

関数名 説明
cd(p) ディレクトリpに移動
pwd() 親ディレクトリを返す
readdir(p;join=true) ディレクトリp内のファイル・フォルダ名一覧を返す
joinpath(p1,p2,...) パスの結合
isfile(p) pがファイルであるかの判定
isdir(p) pがフォルダであるかの判定
cp(src,dst;force=true) srcdstにコピー(強制)
mv(src,dst;force=true) srcdstに移動(強制)
rm(p;force=true,recursive=true) ファイル`p{の削除(強制)(再帰的)
touch(p) ファイルpが存在しなければ作成
mkdir(p) フォルダpの作成
mkpath(p) パスpまでのフォルダの作成
unix系のコマンドそのままが多数

###入出力(IOストリーム)関連

関数名 説明
print((io,)s) (ストリームioに)テキストsの出力
println((io,)s) (ストリームioに)テキストsの出力し改行
open(p;"r" or "a" or "w" or...) ファイルpのIOストリームを(各読取りモードで)返す
write(io,s) パス・ストリームioにテキストsを書き込み、そのバイト数を返す
readline(;io) (パス・ストリームioを)1行読み込む・標準入力では入力待ち
readlines(io) パス・ストリームioの各行を配列で返す
close(io) ストリームioを閉じる

openは下の様にdo ~ endすると、最後closeされる。

open(p) do io
  処理(io,...)
end

###文字列操作

関数名 説明
join(s1,s2,...) テキストの結合
split(s,dlm) テキストsdlmで配列に分割(dlm=""で1字づつ)
uppsercase(s) テキストsを大文字に
lowercase(s) テキストsを小文字に
contains(s,r) テキストsr(正規表現可)が含まれるか判定
occursin(r,s) テキストsr(正規表現可)が含まれるか判定
findfirst(r,s) テキストsr(正規表現可)が含まれる最初の箇所を返す
findlast(r,s) テキストsr(正規表現可)が含まれる最後の箇所を返す
findall(r,s) テキストsr(正規表現可)が含まれる全ての箇所を返す
replace(s,A=>B,...;count=n) テキストs内のABに(n回まで)変える
テキスト操作に限らない関数多数

ひとまずこんな所
julia 1.4.2で確認

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