読む前に。
こんなものを書いた矢先、よく参考にさせていただいていた大久保聡さんという方のスライドで、Meta XR SDK 最新版についてのスライドが公開されていました。こっちを見たほうが良いと思います。
はじめに
自分用備忘録です。
初めてのMetaQuestシリーズのスタンドアロンアプリの開発で、色々調べながらやっていたところ、以前のOculus Interaction SDK 57.0.0以下のバージョンは非推奨になり、今はMetaXRなんちゃらという機能別のAssetをAssetStoreから引っ張ってくるようになったぽい。
Assetの内容に大きく変更があったわけじゃなさそう?ではあるものの、微妙に手順が違ったりしそうだったので一回まとめ。
環境
- Unity 2022.3.12f1
Asset
- Meta XR All-in-One SDK 59.0.0
ひとまずプレイできるまでの環境構築
- プロジェクト作成
- 普通に3Dテンプレで作った
- Meta XR All-in-One SDKを導入
- Meta XR All-in-One SDK: https://assetstore.unity.com/packages/tools/integration/meta-xr-all-in-one-sdk-269657
- プロジェクトの設定
- Build SettingsでPlatformをAndroidに変更
- Project Settings>Oculusを選択、PCアイコンタブのCheckListのOutStanding Issuesという欄の右側、FixAllボタンをポチッとな。
- 上と同様に、今度はAndroidアイコンタブのCheckListのOutStanding Issuesという欄の右側、FixAllボタンをポチッとな。
- (ここまででエディタ再起動するかとかを聞かれた気がする…そういうのはすべて言われるがままに肯定ボタンぽちー)
- Project Settings>XR Plug-in Managementを選択、PCタブでOculusにチェック(これがないとプレイボタン押してもHMDで実行してくれない)
- 上と同様に、今度はAndroidタブでOculusにチェック
- カメラをHMD用Prefabに置き換える
- デフォルトシーンのMainCameraは削除
- Unityエディタのメニューバーより、Oculus>Tools>Building Blocksを選択。Building Blocksのウィンドウが出るので、中にあるCamera Rigという項目の右下のボタンより、シーンにCamera Rigを追加。(これがHMD用prefab)
たぶんここまでやれば実行できるはず…
コントローラーやハンドトラッキングの表示
このあたりは(Building Blocksを出したあたりで気づくと思うけど)ここから追加。
ただ、ハンドトラッキング用の掴むアクションとかはあるものの、純粋なVRのコントローラーアクションについてはひと工夫必要っぽい(一工夫というか、ちょっと改造が必要というか…)。
まだこちらは作り方をまとめるほど僕の知識量が追いついていないので追々気が向いたら…
ちなみに
Meta XRなんちゃらのアセットにはサンプルシーンをまとめたものがあり、そちらを見ると、コントローラー操作でものが掴めたりするので、具体的な実装を探るならドキュメント等を見つつ、このサンプルたちを観察するのが良いと思います。
https://assetstore.unity.com/packages/tools/integration/meta-xr-interaction-sdk-ovr-samples-268521