部分テンプレートとは

複数のビューファイルで共通する部分をテンプレート化する。そのまま！
例えば、ヘッダーやサイドバーなどはいくつかのビューで使い回せる可能性が高い。

つくりかた

_form.html.erb

<%= form_with model: thing do |form| %>
  <%= form.text_field :name %>
  <%= form.submit %>
<% end %>

①ファイル名を_から始める。
②共通する部分のみを記述。

new.html.erb

<%= render partial: "form", locals: { thing: @thing } %>

edit.html.erb

<%= render partial: "form", locals: { thing: @thing } %>

新規登録画面と編集画面です。
form_withさんが自動的にcreateアクションかupdateアクションへ振り分けてくれるおかげで、どちらも同じ記述です。

注意点としては
①partial: のあとに部分テンプレート名を記述。その際は_を除く。
_form.html.erb → partial: "form"

②locals: のあとに部分テンプレート内で使う変数を定義する。
この場合、部分テンプレート内でthingを使っていることから、コントローラーから渡された@thingをthingに変更。
locals: { thing: @thing }

ちなみに、呼び出す際に部分テンプレートが同じフォルダ内にある時は①の記述で構いません。以下。

・ views
  ・ things
    ・ _form.html.erb
    ・ new.html.erb
    ・ edit.html.erb

<%= render partial: "form", locals: { thing: @thing } %>

しかし、以下のように部分テンプレートが別のフォルダに存在する場合は、

・ views
  ・ layouts
    ・ _form.html.erb
    ・ application.html.erb 
  ・ things
    ・ new.html.erb
    ・ edit.html.erb

<%= render partial: "form/layouts", locals: { thing: @thing } %>

フォルダ名を/のあとに記述します。

また、partial,localsの省略も可能です。

<%= render "form/layouts", thing: @thing %>

ではまた！