break
breakを用いると、繰り返し処理を終了させる事ができます。
if文などの条件分岐と組み合わせて使います。(while文でも同様に使うことができます)
例
numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6]
for number in numbers:
print(number)
if number == 3:
break
出力結果
1
2
3
と記述することで、変数numberにリストの先頭から順に要素が入り処理が行われます。
そして、3週目に変数numberには要素の3が入り処理が行われます。
ここでif文の条件式「number == 3」がTrueと判断されるため、if文内の処理「break」が実行されます。breakが実行されると繰り返し処理が終了されるので、出力は「1, 2, 3」となります。
continue
continueを用いると、その周の処理だけをスキップすることができます。
continueもif文などと組み合わせて使います。(while文でも同様に使うことができます)
例
numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6]
for number in numbers:
if number % 3 == 0:
continue
print(number)
出力結果
1
2
4
5
と記述することで、変数numberにリストの先頭から順に要素が入り処理が行われます。
そして、3周目に変数numberには要素の3が入り処理が行われます。
if文の条件式「number % 3 == 0」は、3で割った余りが0の時、つまり3の倍数の時にTrueと判断されます。
よって、if文内の処理が実行されます。continueはその周の処理だけをスキップするので、print(number)は実行されずに次の周になります。
リストnumbersに3の倍数は3と6だけなので、この２つがスキップされ、出力結果は「1, 2, 4, 5」となります。