#はじめに
2020年の2月にJava Silver SE11に合格したので、受験動機や勉強期間、勉強方法など合格までの流れを書いていこうと思います。
###受験概要
受験日 | 合格ライン | 正答率 | 結果 |
---|---|---|---|
2020年2月27日 | 63% | 85% | 合格 |
#目次
- 筆者のレベル感
- 受験動機
- 勉強期間と勉強方法
- 受験当日
- まとめ
#1.私のレベル感
某専門学校卒の2年目プログラマー(受験当時)
1年半ほど業務でC#の開発案件を経験
#2.受験動機
私の所属する部署の上長に「年度内にせめてJava Silverを取得してね」と言われ、
基礎を勉強する良い機会だと思い受験を決めました。
資格取得の一時金目当てじゃないよ(小声)
#3.勉強期間と勉強方法
期間は2ヶ月間、勉強方法は主に黒本の問題をひたすら解き、
問題のコードを読んだだけで実行結果のイメージがしづらいコードについては実際にコードを書いて動かしてみるという流れで行いました。
使用した黒本↓(Amazonの販売ページです)
徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応 (日本語) 単行本(ソフトカバー)
Kindle版もありますが、理解度をチェックするためのチェックボックスが各問題ごとに用意されていて便利なので__単行本__の方をオススメします。
##黒本は最低3周やるべき
実際に受験して感じたことですが、上にも書いたとおり__黒本は最低3周__をオススメします。
本番試験では黒本そのままの問題や、類題が出題される傾向があるため、黒本の解説が理解できていれば十分合格できると思います。
私が黒本を使用した際に行った流れは以下の通りです。
- 1周目:出題範囲と苦手分野の把握
- 2周目:苦手分野の理解度チェック
- 3周目:2周目でなお間違えた問題のみ解く
また全ての周において以下の__2ステップ__で勉強をしていきます。
- 問題を解く
- 解説を読む(答え合わせ)
###1周目:出題範囲と苦手分野の把握
そもそもどんな内容が出題されるのかがわからないと話にならないのでまずは一通り解いてみる。
解説と答え合わせを行い、__正解かつ自身の理解と解説の内容が一致しているもの__には問題文のチェックボックスにチェックを付けます。
###2周目:苦手分野の理解度チェック
1周目で不正解だった問題が解説を読んで理解できたかを確認します。
解説を理解した上で正解であれば1周目と同様に問題文のチェックボックスにチェックを付けます。
###3周目:2周目でなお間違えた問題のみ解く
2周目までで間違えた問題(=チェックボックスにチェックが付いていない問題)を解きます。
3周目終了時点の総仕上げ問題(模擬試験)で正答率が80%未満であれば4周目、5周目...と正答率が80%以上になるまで行います。
#4.受験当日
試験会場にもよるかもしれないですが、私が受験した会場はモニターの解像度が低く、画面をスクロールしないとコードの全体を確認することができませんでした。
その為、黒本見開きでコード全体が確認できる時とは異なり、コードを読むのに時間が掛かると思います。
心に余裕を持って試験に挑むには黒本での__総仕上げ問題で正答率が80%以上__取れるようになっていること、__試験時間180分のうち120分で解き、残りの60分で見直し__のペース配分ができるようになっていることがベストだなと感じました。
#5.まとめ
長々と書いてきましたが以下の3点ができるようになっていれば受験の申込みをしてしまいましょう。
- 黒本は最低3周
- 総仕上げ問題の正答率80%以上取れるようになる
- 試験時間180分のうち120分で解き、残り60分で見直しを行う
この記事がこれから受験される方のお役に立てていれば幸いです。
#参考URL
黒本の著者 志賀先生のYou Tubeチャンネル
黒本先生の やさしくない!? Java