この記事について
Tableau から Cloudera Data Warehouse (Public Cloud, Impala) に接続する手順の紹介です。
※一部、Tableau 側のメニュー名などが正確でない部分があるかもしれません。
(英語のUIから日本語を推測して書いているため)
正しいメニュー名をご存知の方は、コメントでお知らせいただけると助かります。
Cloudera 側の設定
JDBC のURL取得
該当のDWHの右側の三点マークから、「Copy JDBC URL」をクリックします。
JDBCのURLがクリップボードにコピーされます。
メモ帳などに貼り付けると、以下のようなURLが表示されるはずです。
jdbc:impala://coordinator-<データベースカタログ名、環境名などの文字列>:443/default;AuthMech=12;transportMode=http;httpPath=cliservice;ssl=1;auth=browser
上記のうちの、jdbc:impala://
の後から :443
の手前までの部分を、このあとの設定で使います。
上記の例であれば、使うのは以下の部分です。
coordinator-<データベースカタログ名、環境名などの文字列>:443
Tableau 側の設定
Tableau 側の設定は、バージョンによって手順が異なるようです。
バージョン2021.2.1 以降の場合
データソースを開く
データ > 新しいデータソース > To a Server More > Impala
接続の設定
# | 項目 | 設定内容 |
---|---|---|
① | サーバー | 「JDBCのURL取得」の手順で取得した文字列(coordinator-<データベースカタログ名、環境名などの文字列>:443 )を設定 |
② | ポート |
443 を設定 |
③ | 認証方式 | 「ユーザー名とパスワード」を選択 |
④ | ユーザー名 | 該当のDWHへのアクセス権を持ったCloudera のユーザー名を入力 |
⑤ | パスワード | ④に対応するパスワード(Workload Password)を設定 |
⑥ | プロトコル | 「HTTP」を選択 |
⑦ | HTTP Path |
cliservice を設定 |
⑧ | SSL | チェックをONにする |
バージョン2021.2.1 より古いバージョンの場合
データソースを開く
データ > 新しいデータソース > To a Server More > Cloudera Hadoop
接続の設定
# | 項目 | 設定内容 |
---|---|---|
① | サーバー | 「JDBCのURL取得」の手順で取得した文字列(coordinator-<データベースカタログ名、環境名などの文字列>:443 )を設定 |
② | ポート |
443 を設定 |
③ | タイプ | 「HiveServer2」を選択 |
④ | 認証方式 | 「ユーザー名とパスワード」を選択 |
⑤ | プロトコル | 「HTTP」を選択 |
⑥ | ユーザー名 | 該当のDWHへのアクセス権を持ったCloudera のユーザー名を入力 |
⑦ | パスワード | ⑥に対応するパスワード(Workload Password)を設定 |
⑧ | HTTP Path |
cliservice を設定 |
⑨ | SSL | チェックをONにする |
最後に
この記事の内容は以上です。
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