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LPIC201対策 - その他のブートローダ

Last updated at Posted at 2024-02-06

この記事について

Linux Level 2 取得を目標としている筆者です。
先日 Level 1 を取得しましたが、短期詰め込みの暗記がしんどかったので、Level2はじっくり時間をかけていいから、ちゃんと理解してやっていきたい。

一方で、暗記も暗記で重要。

ということで、理解を深めるためにと、暗記しやすいように、両方の目的で、覚えたことを Qiita に整理してまとめながら受験対策することにしました。

この分野で覚えること

ブートローダの種類

PXELINUX

  • PXE = Preboot Execution Environment の略
    • ネットワーク経由でOSを起動するための規格
    • DHCPサーバやTFTPサーバを使用する
  • PXEを使ってネットワークサーバーからLinuxを起動するためのブートローダがPXELINUX
    • pxelinux.0 -> ブートローダ本体のファイル名
    • 👆と同じディレクトリ/pxelinux.cfg/ 配下に設定ファイルを格納する

SYSLINUX

  • FATファイルシステム(MS-DOSやWindowsで使われるファイルシステム)から Linux を起動するブートローダ
  • 軽量
  • syslinux -i|--install デバイス名 でデバイスにインストールできる

EXTLINUX 

  • SYSLINUXパッケージに含まれるブートローダで、GRUBに代わり、ext2|3|4/btrfsから Linux を起動できる
  • syslinux -i|--install インストール先 でインストール可能

ISOLINUX

  • ISO 9660 ファイルシステム(CD-ROMで使用される)から Linux を起動するブートローダ
  • 以下のファイルを、通常は同じディレクトリ配下に格納(pathは自由)
    • isolinux.bin -> ISOLINUX本体のファイル
    • isolinux.cfg -> 設定ファイル

Isobybrid

  • USBスティックなどで、ISOLINUXイメージのMBRコードを使ったブートを可能にする
  • ブロックデバイスの動作を提供する
  • MBRコードとしてSYSLINUXのMBRコードである「isohdpfx.bin」が使われる

U-boot

  • オープンソースの組み込み用のブートローダー
  • サイズの制約に対応するため、分割されたステージに分けられる
  • メモリアドレスなどの配置を明示的に指定する必要あり(他のブートローダでは、ブートローダが自動で配置してくれるのが一般的)

UEFIシステム

EFIアプリ

アプリ名 説明
grubx64.efi UEFIを使ったシステムでgrubを起動するUEFIアプリケーション
shim.efi セキュアブート時に読み込まれ、他のブートローダ等の署名検証の役割を担う
systemd-boot systemdが持つ独自のUEFIブートマネージャ(EFIアプリケーションのひとつ)
isohdpfx.bin ISOLINUXイメージのMBRコードを使ったブートを可能にする際に使われる、SYSLINUXのMBRコード

その他

  • efiboot.img
    • UEFIでISOLINUXを使ってブートする際に使われるイメージ
    • FAT16で作成されている

以上!

勉強が進んだら適宜追記・修正などしていきます。

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