今日はこれを覚えよう!
「2022年2月1日」「2022/02/01」「1.2.2022」など、様々な形式で書かれた日付の形式を揃える方法を解説します。
日付の形式を揃える操作はRPAの中では頻出で、これができるとやれることの幅がぐっと広がります!
型という考え方に慣れない方には少し難しく感じるかもしれませんが、少しずつ理解しながらやっていきましょう!
日付の形式を揃える
ここでは、「1.2.2022」と書かれた日付を「20220201」という形式に揃える方法を例に手順を解説していきます。
作り方
日付の形式を揃えるためには、2つのステップが必要です。
- もとの日付の文字列(1.2.2022)を、日付型の変数に入れる
- 日付型の変数を、揃えたい形式(20220201)の文字列に変換する
以下、順を追って見ていきましょう。
1. もとの日付の文字列(1.2.2022)を、日付型の変数に入れる
※1:d.M.yyyyは、最初の1桁は日(ゼロ埋めなし)で、そのあとに.が来て、次に月(ゼロ埋めなし)が来て、また.が来て、最後に4桁の西暦年が入るよ!という意味です。それ以外の形式の場合にどのように指定すればいいかは、こちらの記事(主に後半部分)を参考にしてみてください。
※2:日付型の変数を設定する、の意味がわからなくても大丈夫。④の入力欄の横にある小さなxのようなマークを押すと、変数の作成画面が起動しますが、この変数は勝手に日付型になります。
なお、「文字列」や「日付型」という言葉がピンと来ない方は、以下の記事を参考にしてみてください。
2. 日付型の変数を、揃えたい形式(20220201)の文字列に変換する
※1:yyyyMMddは、最初の4桁は西暦年、次の2桁は月、最後の2桁は日にしてね、という意味です。これ以外の形式にしたい場合にどのように指定すればいいかは、こちらの記事(主に後半部分)を参考にしてみてください。
※2:文字列型の変数を設定する、の意味がわからなくても大丈夫。④の入力欄の横にある小さなxのようなマークを押すと、変数の作成画面が起動しますが、この変数は勝手に文字列型になります。
結果
上記の例で、「日付_編集後」という変数を表示すると、以下のようになります。
⇩
以上!
いかがでしたか?
日付の形式を揃えたり、フォーマット変換を使いこなせると、RPAでできることの幅がぐっと広がります。
この機会にぜひ日付の形式変換をマスターしてみてください!
もっと知りたい! 学びたい!
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