SSHで接続する
SSHでアプリケーションにアクセスする方法は2つあります。コマンドプロンプトやターミナルなどからCF CLIを使用してアクセスする方法と、Puttyからアクセスする方法です。
(Putty以外のリモートログオンクライアント、例えばTeraTermやWin SCPで実験してみましたが、こちはアクセスできませんでした)
比較的簡単でオススメなのはCF CLIからのアクセスです。Puttyからアクセスしようとすると、ワンタイムパスワードをいちいち取得する必要があるので、個人的には面倒だと思います。
今回はCF CLIでアクセスする方法を紹介します。
SSHを有効化させる
今回は例えば「sample」という名前のスペースで「sampleApp」という名前のアプリケーションが既に作成済みとします。
まず以下のコマンドでスペースでSSHが有効になるように設定します
cf allow-space-ssh sample
以下のコマンドでSSHが有効化されたか確認します
cf space-ssh-allowed sample
アプリケーションのSSHを有効化する
以下のコマンドでアプリケーションのSSHを有効化する
cf enable-ssh sampleApp
SSHが有効化されたかどうか、以下のコマンドで確認します
cf ssh-enabled sampleApp
SSHで接続
以下のコマンドでSSH接続ができるようになります。
cf ssh sampleApp
このコマンドで少しだけ時間を置いてから以下のようなプロンプトが表示されれば成功です。
vcap@xxxac933-xxx-xxxx-xxxx-d8c5:~$
うまくできない場合
以下のような場合はうまく繋げない場合があります。
ひとまず少し時間を置いてからアクセスすればたいていOKです。
アプリを作ったばかり
過去にありましたが、アプリを作ったばかりの場合はすぐにアクセスできないことがあります。しばらくしてからアクセスしてみてください。
SSHを有効にしたばかり
enable-sshコマンドを使用しても、すぐにはアクセス可能になるわけではないようです。
数十分待ってからアクセスしてみてください。
終わりに
比較的簡単ですね。
ただできることはそれほど多くないかもしれませんが……