アウトソーシングテクノロジー株式会社 神谷です。
普段はRHELのトラブルシューティング的な事を下っ端としてバリバリ解決しています。
今日はAutomatic1111を導入中にフンガーとなったのでメモ。
(1)pythonは自分で3.10.xを入れる。
windows版python
上記、分かりにくいですが3.11は入れないで3.10を入れましょう。自分は3.10.8とか3.10.9とか入れました。3.11.xは動かなくなるらしいので入れないように。
(2)gitは自分で入れる
Windows版git
上記からインストーラを手に入れてインストール。
(3)魔法のコトバを入れておく
PowerShellで以下を1回だけ実行
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force
参考
(4)torchとかも自分で入れる
インストールが上手く行ってるならコマンドプロンプトで以下入力。
pip3 install torchvision gfpgan
これをやってもあんまし変わらないかも。結局のところ初回起動時にかなーり待つ。clipとかxformarsとかはpip3で入れられない。
(5)webui_user.batの編集
結局コレ。多くの人がここでつまずくんでしょう。
--no-half付けないと起動すらしなかったし、エラーメッセージを元にネットを探したけど載ってなかったので、これを見つけるのにはえらい苦労をした。
git pullは、automatic1111を最新化するための呪文。起動するたびに最新化。
VENY_DIR=-は、自分はこれで安定したのでコレで。python普段使わないので環境が汚れるとか気にしない気にしない(逆にプライベートPCにpython入れてる層はVENY_DIRはブランクで良さそう)。
下記「username」は適宜書き換え。というかコマンドプロンプトでwhere pythonの結果の方が良さそう。
@echo off
set PYTHON=C:\Users\username\AppData\Local\Programs\Python\Python310\python.exe
set GIT=C:\Program Files\Git\cmd\git.exe
set VENV_DIR=-
set COMMANDLINE_ARGS=--skip-torch-cuda-test --medvram --no-half --xformars
git pull
call webui.bat
ウチはコレで動くようになりました。VRAM4Gしか無いですが一応動きます。
--medvramは、もっとpoorな人は--lowvramandとか指定するといいらしいです。