課題

Visual Studio CodeでDev Containers環境を利用し、GitHub Copilot Agentモードでタスクを実行した場合に、いつ完了したか分からないので他の作業に集中できず、生産性が上がらない。

解決策

タスク完了時に、Macデスクトップ通知スクリプトを実行するように指示しておく

方法

ローカルのターミナルで以下を実行し、コマンドが通るか確認する。

osascript -e 'display notification "test message" with title "test title"'

Macの設定から、スクリプトエディタを選択して、通知を有効にする。

試験的な機能ですが、Visual Studio CodeでAuto Approveを有効にする

例. hoge.code-workspace

{
	"settings": {
		"chat.tools.autoApprove": true
	}
}

以下のサーバファイルnotify-server.jsをローカルに作成する

// notify-server.js
const http = require('http');
const { exec } = require('child_process');
const port = 8100;

const server = http.createServer((req, res) => {
  const url = new URL(req.url, `http://${req.headers.host}`);

  if (url.pathname === '/notify') {
    const title = url.searchParams.get('title') || '通知がありました';
    const message = url.searchParams.get('message') || '';

    exec(`osascript -e 'display notification "${message}" with title "${title}"'`);

    res.writeHead(200, { 'Content-Type': 'text/plain' });
    res.end('OK\n');
  } else {
    res.writeHead(404);
    res.end();
  }
});

server.listen(port, () => {
  console.log(`通知サーバーがポート${port}で待機中...`);
});

ローカルでサーバを起動する

nohup node notify-server.js &

Dev Containersのターミナルから、以下を実行して、テストする。

curl "http://host.docker.internal:8100/notify?title=GitHub%20Copilot&message=$(node -p 'encodeURIComponent(`ここにメッセージを記載すること`)')"

.github/copilot-instructions.mdに以下を書く

- 実行が完了した時、質問がある時、許可が必要な時は、以下のコマンドを実行すること
    - `curl "http://host.docker.internal:8100/notify?title=GitHub%20Copilot&message=$(node -p 'encodeURIComponent(`ここにメッセージを記載すること`)')"`

これでタスク完了時に通知コマンドを発行して、デスクトップに通知されるようになります。

Q&A

なんでわざわざサーバを立てるの？

コンテナ環境からホストコマンドを叩くのを迂回するために、できるだけ疎結合にした構成を選んでいます

なんでAuto Approveが必要なの？

これがないと、通知コマンドを叩くための許可を求めてくるので。

Mac設定画面にスクリプトエディタが出ないんだけど

一度ローカルでコマンド実行してみてください。通知の実績を作らないと出てこないみたいです。

他にやり方ないの？