何をやるのか?
Wifiホットスポット構成(無線LANの認証)のWPA2パーソナルとWPA2エンタープライズの違いを噛み砕いていく。
WPA2パーソナルとWPA2エンタープライズの意味
用語 | 意味 |
---|---|
WPA2パーソナル | 暗号化の規格がWPA2で、事前共有鍵(PSK)を使って認証するやり方。つまり事前に設定されているパスワードで認証されるということ。 |
WPA2エンタープライズ | 暗号化の規格がWPA2で、認証サーバを使って認証するやり方。つまり、事前に設定されたパスワードはなく、外部に任せるやり方。 |
似ている所と違う所
似ている所
どちらも無線LANにおける認証のやり方である。
どちらも通信の暗号化はWPA2で行う。
違う所
認証のやり方が違う。
パーソナル
事前に設定した暗号鍵を使ってうまく行けばOKと判断する
エンタープライズ
認証サーバに問い合わせて認証する
用途
パーソナル
個人使用の無線LAN機器であればパーソナルが推奨されます。個人用とや少人数であれば、少数の機器に対して暗号機を設定する手間よりも、認証サーバを用意する負担の方が大きくなるため、少人数に向いていると言えます。
エンタープライズ
認証サーバを用意する負担よりも、たくさんの機器に対して暗号機を設定する手間の方が大きくなるため、企業などで利用する際にはこちらが向いています。
参考