世の中の動きを把握するため日々の情報収集は書かせません。これはエンジニアに限った話ではありませんが、流行り廃りの激しいこの業界、我々は貪欲な姿勢を維持していかなければなりません。
一方で、頭で理解していても具体的にどう実践したら良いのか分からないのも事実です。特に新人エンジニアはこの思いが強いのではないでしょうか?
そこで、私自身整理したいという意味も込めて、簡単なコメントを添えつつ情報収集の方法を公開していこうと思います。参考になれば幸い、そして他にもあればぜひ教えていただきたいです。
広く浅く
低レイヤーのSoftware Design、高レイヤーのWEB+DB PRESS、WebデザインのWeb Designingと、切り分けがされている。
はてなブックマークのホットエントリーはかなり有用。みんなが注目している記事がエントリーされるので、それだけ流行りの技術や話題に触れることができる。個人ブログも引っかかるので、ここから読者になっても良いだろう。
狭く深く
- 書籍
- 個人ブログ
- 企業ブログ
技術本はどれも高価だが、それに見合った内容になっているし読了感もバッチリ(特にO'Reillyは)。
技術評論社から出版されている「養成読本」シリーズはここ数年でITの各分野が網羅されつつある。このシリーズは狭く深くというよりは、その分野に対して広く浅くといったところか。
2014年から開催されている「ITエンジニア本大賞」に挙げられている本はどれも一級品。
特に「リーダブルコード」は今でもたまに話題として挙がっている。
個人ブログを書いている方はそれだけ尖っている人が多い。読むだけでなく自分からも発信していきたいところ。技術特化の個人ブログだとやはりはてなブログが多い印象。
企業ブログは仕事で書いているだけあって、現場の雰囲気や取り組みがよく伝わる。
コミュニケーション
- SNS
- 勉強会
各界の著名人をフォローしておくだけでも最新動向が把握できる。といってもSNSは趣味や技術外の普通のコミュニケーションに使用するケースが多い。
勉強会は「dots.」が広く検索できて良い感じ。
社会情勢
技術とは直接関係は無いものの、ビジネスとして技術を活用する点では、社会情勢を把握しておくことはとても重要。
個人的に(情報収集といった点では)時間が束縛されるテレビやラジオはあまり好みでない。新聞で流し読み、気になったものを熟読。
情報整理
- RSSリーダー
- あとでよむ
- Webノート
- クラウドストレージ
- サービス連携系
効率よく情報収集するためのツール。
RSSリーダーはお気に入りのサイトの更新状況を一元管理できる。Googleリーダーがサービス終了後はあれこれ試してみたがfeedlyに落ち着き、最近は話題になっているInoreaderを試している。
Pocketは後で読もうと思った記事をためこむことができるWebサービス。これのおかげでネットサーフィンする際に一つ一つの記事を熟読せずに済む。
Webノート、クラウドストレージでは気になった記事やPDFを保存。情報整理以外の用途でも汎用的に活用できる。ただしセキュリティ上、業務で使用するのはダメ。ゼッタイ。
サービス連携系は先発のIFTTT、後発で国産のmyThings。うまく分けられている。Twitterでお気に入りに入れるとEvernoteにツイートを保存したり、yahooの天気予報で雨と予報されたらスマホに通知が来たり、情報整理以外でも役立つ。最初の内はあれこれ設定してみたくなるが結局はすぐに止めてしまう、意外と使いこなすのが難しかったりする。