Linuxのパーミッション確認おさらい
先日Linuxのパーミッションで600やls -lの読み方について話す機会があったので書いてみた。
644ってどう読むの?
数字 | 権限 |
---|---|
0 | --- |
1 | --x |
2 | -w- |
3 | -wx |
4 | r-- |
5 | r-x |
6 | rw- |
7 | rwx |
アルファベット | 英語 | 意味 |
---|---|---|
r | read | 読み取り可能 |
w | write | 書き込み可能 |
x | exec | 実行可能 |
上の情報を踏まえて644を考えて見ましょう。
ls -l
を叩くと644は-rw-r--r--
になって…。
あれ!?なんか沢山あるぞ!?
ls -lの読み方
-rw-r--r-- horikawa users ...略
現在のパーミッションを確認する時にls -l
や
エイリアスを設定してll
で見ることがよくあると思う。
そこで今回はパーミッションにフォーカスして読み直してみよう!
644 -rw-r--r--
を分割して捉えよう。
実際に分割してみると
-
とrw-
とr--
とr--
になる。
コレを下記に説明していく。
◯ ファイルタイプ -
先頭の-
はファイルタイプで
「ディレクトリd
」か「リンクファイルl
」か「通常ファイル-
」と表記する。
つまり今回の-rw-r--r--
は通常ファイルで有ることがわかる。
※644にこの情報は無い
◯ 所有者 rw-
先頭から2番目の分割が所有者の権限を表しています。
また、その所有者は-rw-r--r-- horikawa users ...略
のhorikawa
にあたります。
つまり、この通常ファイルの所有者であるhorikawa
の権限は、
読み込みr
と書き込みw
が可能ということがわかります。
◯ グループ r--
先頭から3番目の分割はグループの権限を表しています。
また、そのグループは-rw-r--r-- horikawa users ...略
のusers
にあたります。
つまり、この通常ファイルのusers
グループのユーザーの権限は、
読み込みr
が可能ということがわかります。
◯ その他のユーザー r--
先頭から4番目の分割は所有者でもグループにも属さないその他のユーザーです。
現在は読み込みr
が可能となっていますが、全ての権限が無い---
にしてもいいと思います。
その場合は644
を640
に変えて上げると良いわけですね!
おさらい「644」の読み方
644は、
所有者の権限がrw-
で読み込みと書き込みが可能
グループのユーザーの権限がr--
で読み込みが可能
その他のユーザーの権限がr--
で読み込みが可能
といった具合です!
あ〜、もうこれTwitterに「◯◯完全に理解した!」って呟やいちゃお!笑