iPhoneで縦向き撮った画像が横向きに回転しちゃうよーん！

縦で撮影した画像が横に回転している

まずは『Exif情報』というものが何かを理解する

↓フロント系はこの記事が素晴らしかった

iPhoneからアップロードしたJPEG写真が横向きになる問題(EXIF, Orientation)

↓色々と全体を把握するために見た記事

http://www.glic.co.jp/blog/archives/88
https://qiita.com/uda0922/items/c83c239eb32ed295fca8
https://qiita.com/k-holy/items/2ed10bdcf53181bb695d

↓PHP側の最終解決策

前談

iPhoneで撮影した画像だと起きる現象と言われたので
SlackでMacに画像を送信してローカルで試してみると再現しない…

なにこれ！？

AirDropで送って見ると再現する。
画像の拡張子は.HEIC…なにそれ！？！？

調べて見るとiOS11辺りで導入された.jpegよりも効率のいいファイル形式なのだとか、、、
そして対応OSがとても限られている…

HTMLの<input type="file" accept="image/*">にすると
Mac上では.HEIC形式の画像を選択することすら出来ない始末…

じゃあ何でiPhoneだと選択できるんだよ！！
と思ったらモバイルSafariでは.HEICを自動で.JPEGによしなに変換してくれているのだそう。

ほーん。
それじゃあ、ローカルではaccept指定外して.HEICもこのサイト
使って.JPEGに変換して実験してやろうじゃないの！！

Exif情報のorientationを見てみた

上のリンクの記事を見ればわかるのでざっくりいきます。
横向きに回転してしまう画像のOrientationは6になっていました。

$image = // 画像
$exif_data = @exif_read_data($image);
echo $exif_data['Orientation'];
// 6

Orientation = 1 は、Exif画像ファイルに保存されたデータの行0と、表示画面でのvisual topを、列0とvisual leftを、それぞれ一致させて表示する場合に記録する。
Orientation = 2 は、Orientation = 1 を左右反転したものに相当する。
Orientation = 3 は、Orientation = 6 を時計回りに90度回転したものに相当する。
Orientation = 4 は、Orientation = 3 を左右反転したものに相当する。
Orientation = 5 は、Orientation = 6 を左右反転したものに相当する。
Orientation = 6 は、Orientation = 1 を時計回りに90度回転したものに相当する。
Orientation = 7 は、Orientation = 8 を左右反転したものに相当する。
Orientation = 8 は、Orientation = 3 を時計回りに90度回転したものに相当する。

じゃあお手製で画像をクルクル回すコード書いてやればいいんやろ？？
と思いImageMagickやらimagickやらを使ったパターンや
PHPのGDを使ったパターンなど一生懸命構想を練ったものを実装していたんですが…

Image::makeを使えばかんたん！

下記はこれのコードをそのまま移したものです。

$img = \Image::make($request->file('image_file')->getRealpath());
$img->orientate();

私がlaravelで実装した時はこんな感じ

<?php
namespace 省略

// 省略
use Image; // この子が活躍します。

class hogeController extends Controller
{
    public function save(Request $request)
    {
      // 沢山省略
      $orgImage = $request->image;
      $image = Image::make($orgImage->getRealPath);
      // サイズ変更したり、あんなことやこんなことをする

      // ↓これでOK
      $image->orientate();

      // 省略
    }
}

独自で書きたければ

一番上に並べてあるリンクのコードの抜粋です。
これなら自分でメソッド作って自由な処理を入れられますね！

$exif = exif_read_data($request->file('image_file'));
if(!empty($exif['Orientation'])) {
    switch($exif['Orientation']) {
        case 8:
            $image = imagerotate($image,90,0);
            break;
        case 3:
            $image = imagerotate($image,180,0);
            break;
        case 6:
            $image = imagerotate($image,-90,0);
            break;
    }
}