旧試験から新試験を受ける方は気をつけてください的な記事
合格ラインは720のため、あと2問くらい足らず...
筆者のAWSスペック
- インフラの知識ほぼなし。Apache、ネットワークむずかしい...
- 昔はオンプレからAWSに移行する作業などしていました
- 今はフロントエンドしてます。たまに簡単なAWS構築(AWS/インフラ担当が他にいるため)
- 資格手当のためだけに受験
- AWSの知識が2015年くらい昔のまま
- 過去試験の成績
- 2015年 ギリギリ合格
- 2017年 再認定試験1回目不合格、2回目ギリギリ合格
試験前対策
- 1ヶ月間每日2〜3時間勉強
- 前回作成した試験対策メモで復習
- 前回利用した問題集550問で復習
- 最近発売された対策本を読んだ
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https://www.amazon.co.jp/この1冊で合格-AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト-テキスト-問題集/dp/4046042036/ref=asc_df_4046042036/
- 基本がわかりやすい
- 問題は旧バージョンの試験に近い
- Amazonのトップレビューにも記述されていますが、この1冊だけでは合格は無理だと思います
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https://www.amazon.co.jp/この1冊で合格-AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト-テキスト-問題集/dp/4046042036/ref=asc_df_4046042036/
なぜ落ちたのか?
旧バージョンから新バージョンSAA-C01に変わった
- 2018年2月に新バージョン(SAA-C01)に変わった
- 問題数: 55問 → 65問
- 試験時間: 80分 → 130分
- ※2020年3月22日にさらに新バージョン(SAA-C02)に変わりますが、旧→新(SAA-001)ほど大きく変わらないそうです
- 問題数と制限時間が増え、長文問題になり、1単語見落としたら回答が変わるような問題も出題されるため集中力がもたなかった
- 30分くらい見直しの時間はありました
過去問で復習した意味がなかった
- 旧バージョンの問題はほぼ出題されなかった
- 今発売されている対策本などの問題は旧バージョンに近いため、あまり参考にならないと思います
- 公式のサンプル問題も模擬試験も旧バージョンに近いものなのであまり参考になりません
新旧バージョンの問題の違い
長文にするための無駄な文章が増えた
<例>...(略)...あなたはソリューションアーキテクトとして...(略)...
基礎を覚えていれば解ける短文のクイズ問題がなくなった
<旧例> S3ってな〜んだ?
<新例> ...(略)...S3でXXXする時にOOOするには?
アーキテクトな問題が増えた
- 改善したい問題をAWSが推奨している解答を選ぶ
正解複数、AWSが推奨する答えを選ぶ問題ができたため消去法では解けなくなった
<旧例> 回答の選択肢は4つ。正解1つ、間違い3つから選ぶ
<新例> 回答の選択肢は4つ。4つどれも可能(選択肢が1つなら正解)。一番最適な(AWSが推奨する)回答を選ぶ
試験範囲が広く深くなった
<旧例> Redshiftはビッグデータ解析に使うサービスくらいでOKだった(Redshiftってな〜んだ?みたいな問題だった)
<新例> RedshiftなどもS3と同様に使い方やナレッジを覚える必要がある
新サービスがたくさん増えた
- S3 Transfer Acceleration、Athena、Dynamodb Accesrorator、Glacier迅速、CloudTrailなど
昔の問題なら間違いだが、新サービスにより正解になる
<旧例>「データをすぐに取り出す」場合は「Glacier」は選択肢にならなかった
<新例>「データを数分で取り出す」場合は「Glacier迅速」が問題によっては正解になる
1番すごいもの以外も正解の選択肢になった
<旧例>処理スピードが1番速いのは?
<新例>XXXの処理スピードが必要です。最適なのは?
1単語で回答が変わるひっかけ問題が増えた
<旧例> すごいDBは?
o Aurora
x Redshift
<新例> ...解析...(略)...すごいDBは?
x Aurora
o Redshift
選択肢で別の呼び名を使って惑わしてくる(これは旧バージョンからですが)
- OAIを使って...
- オリジンアクセスアイデンティティを使って...
何を勉強した方がいいのか?
※公式の各サービスページや試験対策本などに書いてあるような基礎知識は大前提
ナレッジを読む
- https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/
- 量が多いですが、試験の問題に1番近い内容だと思います
- とある状況のときの最適なパターンを覚える
各サービスのQ&Aを読む
- 特に新しく追加されたサービス
- 似たようなサービス「〇〇〇と何が違うのか?」の明確な違いを覚える
公式やクラスメソッドなどの最新サービス紹介記事を読む
- 最新サービスを使った問題が結構出題されます
Udemy 模擬試験5セット(325問)
- いまのところ本試験に1番近い雰囲気な問題集だと思います
- URL: https://www.udemy.com/course/aws-knan/
- ※初回5時間以内割引表示はシークレットウィンドウなどで開きなおすとまた表示されます
- もし基礎が必要な場合は、もう一つの21時間完全コースで「動画ハンズオン+模擬試験3セット」ができるようです
- 「この状況の時はどの答えが最適か?」のような問題が多く実際の試験と同じような難易度だと感じました
- 「この単語があるから今回はこっちが正解です」のような丁寧な解説があるのでひっかけ問題対策になります
- 公式の模擬試験を購入するより、同じくらいの値段で65問x5セットと解説付き、何度も繰り返しできるためこちらの方が10倍くらいお得だと思います
- 公式の模擬試験は25問
- 公式のサンプル問題の延長で旧バージョンに近い問題
- 正答率100%じゃないと正解かどうかわからない
- 解説がない
- もう1度テストするには再購入が必要
- 公式の模擬試験は25問
受験する際の注意点
- 試験方法に新しくPSIが増えましたが、ピアソンがいいようです(いままでと同じ)
- PSIだとほおづえなどで注意されるらしい
- アンケート終了後の次の画面にさりげなく試験結果が表示されるので、次へ連打で見逃さないように
- 点数などは数時間後のお知らせメールからログインするページで見れる
不合格から2週間後の再受験
- なんとか合格できました...
- 2週間ひたらすら勉強して合格しました
- Udemy 模擬試験を2巡
- 1巡目平均65%
- 2巡目平均90%
- 各サービスのQ&Aをざっくりと読んだ
- ナレッジを2割くらい読んだ
- Udemy 模擬試験を2巡
- 前回と同じ問題は3問くらいであとは新しい問題でした
- 10問くらいわからなくて、これは落ちたかもしれないと思いました😨
- もっとナレッジとQ&Aをしっかり読んどけばよかったと後悔しました
期限が切れる3年後の自分へのメモ
-
新サービス
- S3 Transfer Acceleration
- Athena
- DBX (Dynamodb Accesrorator。マイクロ秒対応。高価)
- Bring Your Own Keys
- Pipe Line
- DLM
- Glue
- VPCフローログ
- VPNエンドポイント
- GuardDuty(連携できるサービスも)
- Shield
- Waf、セキリティグループ、ACLとの違い
- CloudTrail
- Config
- Batch
- Backup
-
S3
- Transfer Acceleration
- マルチパートアップロード
- クロスリージョンレプリケーション
- Intelligent-Tiering
- Standard
- Standard-IA
- One Zero-IA (↑より安い)
- Glacier
- 取り出し
- 標準: 3〜5時間
- 大容量 (Deep Archive) 5〜12時間
- 迅速 1〜5分
- 最低保存期間
- Vault Lock (ボールトロック)
- 取り出し
-
EBS
- 暗号化
- タイプの違い(数字もちゃんと覚える)
-
Route53
- 位置
- 加重
- 複数値回答(マルチバリュー)
- フェイルオーバー
- レイテンシー
-
Clound Front
- ディストリビューション
- OAI
- 署名付きURL
- 署名付きCookie
- TTL
-
ELB
- ALB、NLB、CLBの違い
- 暗号化方法
-
AutoScaling
- デフォルトのターミネーションポリシーでスケールインする順番
-
CloudWatch(違いと連携できるサービス)
- イベント
- メトリクス
- アラーム
- ログ
-
SQS、SNS、S3、Lambda、API Gateway、Cloud Watchなどの連携
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暗号化/セキリティ
- ざっくりな違い(把握用): https://awsjp.com/AWS/hikaku/KMS-CloudHSM-compare.html
- ※公式ドキュメントで詳細な違いも把握すること
- CSE
- SSE-C
- SSE-S3
- SSE-KMS (AWS KMS)
- AES-256
- Inspector(使い方: https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/inspector/latest/userguide/inspector_installing-uninstalling-agents.html)
- Trusted Advisor
- CloudHSM
- Cognito
- CloudTrail
- ざっくりな違い(把握用): https://awsjp.com/AWS/hikaku/KMS-CloudHSM-compare.html
-
自動化/簡単に構築(違いを明確に)
- OpsWorks
- Chef/Puppet
- ElasticBeanstalk
- Dockerも扱える
- SWF
- Step Functions
- OpsWorks
-
Dockeer/コンテナ
- ECS
- EKS
- 起動タイプ: EC2、Fargate
- S3、ELB、RDSなどをどう組み合わせるか。参考: https://qiita.com/hareku/items/6be1b71e58033b9739fd
- ECR
- Elastic Beanstalk
-
Dynamodb
- バックアップ方法: https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/aws-backup-dynamodb/
- どういう状況の時に使われるか?
-
EFS
- バックアップ方法
- どういう状況の時に使われるか?
-
Redshift
- バックアップ方法
- 耐障害性をあげる方法
-
オンプレのストレージ
- https://dev.classmethod.jp/etc/storage-geteway-to-s3/
- キャッシュ型
- S3をプライマリー、よく使うのはローカル
- 保存型
- S3に保存、ローカルをプライマリー
- ファイルゲートウェイ
- キャッシュ型のS3オブジェクトとして保存版
- EC2上でStorage Gatewayインスタンスを起動できない
- オンプレ限定
- SnowBall
- SnowBall Edge
- Snowmobile
- Import/Export
- VM Import/Export
- DirectConnect
- Snowballとの使い分け
-
Kinesis
- Kinesis Data Streams (KDS)
- スループット上げる方法
- Kinesis Firehose
- シャード
- Kinesis Data Streams (KDS)