概要
AndroidでGraphQLを採用したAPIへのリクエストにApollo GraphQL Client for Androidを利用する場合が多いと思います。
Apolloでは、.graphqlファイルで定義したクエリからリクエスト処理で使用するコードを生成します。この時、schema.jsonと呼ばれるGraphQLのスキーマ定義ファイルが必要になります。
GitHub GraphQL API v4のschema.jsonの取得
Androidプロジェクト向けの公式ドキュメントで解説されている方法がそのままでは実行できませんでした。apollo-codegenはapollographql/apollo-toolingに統合されたようで使い方が変わっています。
Apollo CLIを使用したschema.jsonの取得
Apollo CLIをインストールし、apollo-codegenの代わりにapollo service:downloadコマンドを使用します。
まずnpmでCLIをインストールします。
$ npm install -g apollo
そしてapollo service:downloadを実行します。--endpointオプションでgraphqlエンドポイントを指定し、--headerオプションで認可情報を追加します。GitHubのPersonalアクセストークンは、SettingsのDeveloper settingsから取得しましょう。
GitHub GraphQL API v4のschema.jsonファイルの取得は、次のようなコマンドになります。
$ apollo service:download --endpoint https://api.github.com/graphql \
--header "Authorization: Bearer <GitHub personal access tokens>"
実行
以下のように表示されればOKです。
$ apollo service:download --endpoint https://api.github.com/graphql \
--header "Authorization: <GitHub personal access tokens>"
✔ Loading Apollo Project
✔ Saving schema to schema.json
apollo service:downloadで指定できるオプションの詳細はこちらをご覧ください。