はじめまして。
CODE for YAMATOKORIYAMA発起人の本多といいます。
今年の5月より、本格的な活動を開始しました。まだ出来たてホヤホヤの赤ちゃん状態ですが、前向きな意味で乱立した団体の一つだと思っていますwww
CODE for GIFUの石井さんにお声がけいただき、アドベントカレンダーに初参加します。立ち上げたことを知っていただく良い機会だと思っています。よろしくお願いします。
#そもそもYAMATOKORIYAMAってどこ?
おそらく、YAMATOKORIYAMAの場所を御存知の方は少ないと思いますので、場所だけ説明しておきます。正式には、奈良県大和郡山市です。言葉で言うと、奈良県の奈良市の南側、生駒市の東側に位置します。
地図で示すとこちら。
https://goo.gl/maps/819uyfjnGqk
ちなみに、大和郡山の名産といえば、やっぱり金魚です。(他にもあります)
(金魚の競りの様子)
#なぜCODE for YAMATOKORIYAMAを立ち上げたのか
簡単に言えば、**「地域課題を解決したり、地域をより楽しくするための新たなアプローチを実践してみたかったから」**です。
CODE for Xを立ち上げる経緯や理由って、各地域で様々だと思いますが、大和郡山のケースとして、参考程度に紹介しておきます。(個人的な振り返りを含む)
「奈良町家の芸術祭 HANARART(はならぁと)」にボランティアとして参加(2011年頃)
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地域内で、いろいろやっている人とつながりはじめる
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自分も地域に関わりたいなぁ、やりたいことも試したい
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空き家の利活用を主な活動とした「NPO法人くらす*」設立(2013年)
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地域内の空き家の利活用、サブリースに関わる
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CODE for IKOMA代表の佐藤さんと出会い、触発される(2015年)
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CODE for YAMATOKORIYAMAを構想する(2016年・準備や宣言)
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CODE for YAMATOKORIYAMAを立ち上げてみた(2017年・イマココ)
かなりざっとしていますが、ここでお伝えしたかったのは、私自身はもともとIT系の人間ではないということです。だから、正直ITバリバリ系のCODE for Xにはついていけてません!!(HELP ME!!)
こういった経緯の中で、ふと気付いたことがあります。
「いわゆる建築系(まちづくりとかリノベーションとか)の人といわゆるIT系の人ってあんまり交わらないものなんだなぁ」
もっといろんなスキルやバックグランドを持った人が緩く繋がれたら、地域はもっと楽しくなるだろうなぁと考えました。だから、CODE for X というプラットフォームをお借りして、地域内に新たな文脈の人を交わらせることができないかと考えたわけです。
#金魚の気持ちVR体験
CODE for YAMATOKORIYAMAとして、初めて一般の人に触れたコンテンツは、**「金魚の気持ちVR体験」**でした。
「なんだそれ?」という感じでしょうが、大和郡山市の中心的商店街に「金魚電話ボックス」というものが存在します。
大和郡山の新しいシンボルになりつつあります。今ではインスタ映えの素材としてなのか、カメラ女子たちがたくさん来てます。ちなみに、金魚電話ボックスの隣にコーヒー屋さんがありますので、ぜひお立ち寄りください。
「この金魚電話ボックスの中にいる金魚は、毎日どんな気持ちなのだろう?」
そんな素朴な疑問に答えようとしたのが、「金魚の気持ちVR体験」でした。
やり方はいたって簡単。防水ケースに入れたRICOH THETAを金魚電話ボックスに投入するだけ。
(撮影中の様子。だいぶ怪しまれました)
そして、撮れた映像を専用アプリで見るだけです。
(この格好もだいぶ怪しまれた。。。)
最近、金魚の気持ち360体験として、youtubeにもアップしました。
(再生回数が・・・www)
**「これって、シビックテックなの?」**という疑問は、多々あるかもしれませんが、この時は、CODE for YAMATOKORIYAMAを立ち上げたことを、まずは知ってもらうための宣伝の目的でつくりました。
(5月のイベントでは、70名近くの人に体験していただきました)
#今後やりたいこと
2017年の5月に立ち上げたばかりで、まだ体制や活動の方向性が完全に固まっているわけではありません。とは言いながら、まずは2017年のアーバンデータチャレンジに参加して、他のCODE for Xさんの動き方やプロダクトの出し方などを勉強しているところです。
おかげさまで、今年は2度のイベントを実施できました。
1.旧遊郭建築でのシビックテックに関するインプットトーク&アイデアソン
10/9「地域課題の解決に、ちょっとItを足して考えてみる会」
実施レポート:https://www.facebook.com/events/859690020853560/
(CODE for IKOMAの佐藤さんからシビックテック等に関するインプットトークをしていただきました)
さらに(CODE for GIFUの石井さんがわざわざ来てくれました。)
乱立する「Code for X」の地域間連携について
2.空き町家でのアイデアソン
12/10「地図のデジタル化ワークショップ&まちをもっと楽しくするアイデアソン」
実施レポート:https://www.facebook.com/events/1952586974980686/
こんな感じで、もともと盛り上がりつつある空き家や町家の活用に対して、相乗効果となるように、シビックテック的なアプローチをしていきたいと考えています。他の地域で、そういった取り組み方をしているところがあれば、ぜひ情報交換なりさせていただければと思っています。(正直、他の地域の活動やプロダクトを理解するだけでもかなりの体力を使っています)
さらに、CODE for Xの方々がデフォルト的にやられてきたような、マッピングパーティとかウィキペディアタウンといったコンテンツにも取り組んでいきたいと考えています。そのためには、すでに実施している団体に勉強しに行かせていただきます!関西圏の方、よろしくお願いします。
#おわりに
今年は思い切ってCODE for YAMATOKORIYAMAを立ち上げた年になりました。やっぱり、宣言するとなんらかのアクションをせざるを得ない状況になって、自分を追い込むのには良い策だと思いました。もし、活動内容が固まらないとか、メンバーが集まらないといったことで悩みながら、立ち上げを躊躇していると、今の状況は生み出せなかったかもしれません。そして、思い切って「立ち上げます!」と宣言してしまうと、案外その匂いを嗅ぎつけて協力的な人が声をかけてくれるということがわかりました。
また、奈良県内の各活動団体(CODE for NARA, CODE for IKOMAほか)さんたちのサポートがかなりありがたかったです。先駆的にやられている方々は、活動の良い面もつらい面も知っているので、非常に参考になります。今後は、他の地域のイベントにも顔を出して、勉強させていただこうと思います。CODE for Xの中で、おそらく一番長い名前※として、よろしくお願いします!!
※Code for Kitakyushuさんも結構長い。