lodash自分用メモ Math

lodashのArrayとCollectionをやってしばらく力尽きていましたが、また復活しようと思いました。lodashを使いたい時、何気に自分のQiitaの記事が役立つことがあったりしたからです。

Math

_.add

_.add(augend, addend)

引数に渡した2つの数字を足し合わせる

_.add(2, 3) // 5
// ↑ 3つ以上の引数は渡せない

_.ceil

_.ceil(number, [precision=0])

小数点を指定して、切り上げる
（Math.ceil()）と一緒

_.ceil(3.14) // 4

_.ceil(3.1415, 2) // 3.15

_.ceil(31415, -2) // 31500

_.divide

_.divide(dividend, divisor)

左の数を右の数で割り算する

_.divide(100, 5) // 20

_.divide(100, 9) // 11.11111111111111

_.floor

_.floor(number, [precision=0])

小数点を指定して、数字を切り捨て。
_.ceilに似ている。

_.floor(4.006) // 4

_.floor(3.14159, 2) // 3.14

_.floor(314159, -2) // 314100

_.max

_.max(array)

渡した配列の中から最大値を抽出してくれる。
空配列の場合はundefinedが返る。

_.max([4, 2, 8, 6]) // 8

_.max([]) // undefined

_.maxBy

_.maxBy(array, [iteratee=_.identity])

_.maxと機能は似ているが、iterateeを受け入れるところだけ異なる。
オブジェクトのプロパティを指定して集計することができる。

const pokemon = [
  {
    "name": "ピカチュウ",
    "level": 30,
  },
  {
    "name": "ヒトカゲ",
    "level": 26,
  },
  {
    "name": "ゼニガメ",
    "level": 29,
  },
  {
    "name": "フシギダネ",
    "level": 27,
  },
]

_.maxBy(pokemon, "level") // {"name":"ピカチュウ","level":30}

_.mean

_.mean(array)

配列内の数字の平均を出す。

_.mean([4, 2, 8, 6]) // 5

_.mean([10, 5, 6, 6, 8]) // 7

_.meanBy

_.meanBy(array, [iteratee=_.identity])

_.meanと機能は似ているが、iterateeを受け入れるところだけ異なる。
オブジェクトのプロパティを指定して集計することができる。

const pokemon = [
  {
    "name": "ピカチュウ",
    "level": 30,
  },
  {
    "name": "ヒトカゲ",
    "level": 26,
  },
  {
    "name": "ゼニガメ",
    "level": 29,
  },
  {
    "name": "フシギダネ",
    "level": 27,
  },
]

_.meanBy(pokemon, "level") // 28

_.min

_.min(array)

配列の数字の中から最小値を抽出する。
空配列の場合はundefinedを返す。

_.min([4, 2, 8, 6]) // 2

_.min([]) // undefined

_.minBy

_.minBy(array, [iteratee=_.identity])

_.minと機能は似ているが、iterateeを受け入れるところだけ異なる。
オブジェクトのプロパティを指定して集計することができる。

const pokemon = [
  {
    "name": "ピカチュウ",
    "level": 30,
  },
  {
    "name": "ヒトカゲ",
    "level": 26,
  },
  {
    "name": "ゼニガメ",
    "level": 29,
  },
  {
    "name": "フシギダネ",
    "level": 27,
  },
]

_.minBy(pokemon, "level") // { "name": "ヒトカゲ", "level": 26 }

_.multiply

_.multiply(multiplier, multiplicand)

渡した2つの数字の掛け算をする。

_.multiply(6, 4) // 24

_.multiply(3, 4, 5, 6, 7) // 12（3つ以上は渡せない）

_.round

_.round(number, [precision=0])

小数点を指定して、数字の四捨五入をする

_.round(3.14159) // 3

_.round(3.14159, 2) // 3.14

_.round(314159, -2) // 314200

_.subtract

_.subtract(minuend, subtrahend)

左の数から右の数を引き算する。

_.subtract(6, 4) // 2

_.subtract(100, 40) // 60

_.sum

_.sum(array)

配列の数字の合計を出す。

_.sum([4, 2, 8, 6]) // 20

_.sumBy

_.sumBy(array, [iteratee=_.identity])

_.sumと機能は似ているが、iterateeを受け入れるところだけ異なる。
オブジェクトのプロパティを指定して集計することができる。

const pokemon = [
  {
    "name": "ピカチュウ",
    "level": 30,
  },
  {
    "name": "ヒトカゲ",
    "level": 26,
  },
  {
    "name": "ゼニガメ",
    "level": 29,
  },
  {
    "name": "フシギダネ",
    "level": 27,
  },
]

_.sumBy(pokemon, "level") // 112

終わりに

久しぶりにlodashの自分用メモを作成しましたが、Mathを選んだのは、提供されている関数が他と比べて少なかったからです！
次はObjectあたりチャレンジします。。