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私立探求学園 Advent Calendar 2020

Day 13

フリーランスエンジニアが語る独立の実態

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こんにちは!

フリーランスエンジニアをしている、ゆきひろと申します。

今回は、僕が所属している「私立探求学園」から
アドベントカレンダー向けの記事を執筆して欲しいと言って頂きました。
(ほんとに光栄です・・・!)

フリーランスとして業務委託でエンジニアとして働いているのと同時に
プログラミング教育事業もやっており、教えている受講生の中には
将来的に独立したいと考えている「フリーランス志望」の受講生の方もいます。

その中で、
「フリーランスエンジニアってどうやってなるんですか?」
と、質問されることも多いので、その質問の回答となる記事を書こうと思いました。

「今は、プログラミング勉強中」もしくは、「正社員のエンジニアだけど、将来的にはフリーランスをやってみたいな・・・」という方に読んで頂ければ嬉しいです!

#フリーランスエンジニアの多くは、正社員エンジニアと肩を並べて勤務する
僕もそうなのですが、フリーランスエンジニアの多くは、企業の案件に業務委託という形で参画します。

参画するときは、企業の正社員と一緒に開発を行うことも多く、僕も正社員の方々と肩を並べて働いています。
(当然、コロナ禍ですから、リモート勤務推奨の会社もありますので、リモートか常勤かは企業の判断によって様々です)

つまり、正社員エンジニアも、フリーランスエンジニアも勤務形態が変わらないことがほとんどです。
なので、ぶっちゃけ、パッと見は僕らフリーランスも正社員も見分けは付きません。
要はほとんど変わらないということです。

#フリーランスの収入って?
「変わらないんなら、独立するメリットって何なの?」と思われると思うのですが、
独立して多くの場合一番ビックリするのは、多くの場合、収入面です。

僕も正社員からフリーランスに独立して、仕事の負荷はほとんど変わらないのにも関わらず
収入が「正社員時代の2倍」くらいに増えて、仰天しました。

需要に対してフリーランスエンジニアの供給が追いついておらず市場価値が高いということもありますし、
単純に(会社にも寄りますが)正社員エンジニアへの待遇が異様に低いということもありますね。

ご多分に漏れず、正社員当時は僕も薄給でした😓

#面談のハードルは想像より高くない
フリーランスエンジニアになる際には、たいてい企業との面談(面接)を受けます。

面談と聞くと、身構える方も多いと思いますが
「正社員として働くための面接」と比べると、
フリーランスエンジニアになるための面接は何倍も楽です。

なぜ楽かというと、面談の回数がほとんどの場合、1回で終わります。
イメージ的にはバイトの面接に近いかと思います。

正社員を経験されている方はわかると思いますが、
1次面接→2次面接→最終面接のような複数回面接を経なくても良いのです。

なので、1回の面談で良い印象を付けられればOKなので、あえて「楽」と言っています。
就職の時に、最終面接で落とされる悲しさを経験された方からすると、全然楽なのです(最終面接で落とされると、精神的にめちゃ辛いですよね(汗))。

面談で話す内容は、相手の企業で扱う技術や、自分が今までどんな技術を経験してきたかを話すことになります。

最初、良い印象さえ相手に与えれば、余程技術のマッチングが合わない場合などを除いて、面談は上手くいくと思います。
経験上、面談で技術についての細かい話を求められたことは僕自身ありません。

つまり、面談自体のハードルはあまり高くないということです。

ただし、コロナ禍ということもあり、面談のハードルが低くても、
書類選考で落とされる確率は以前よりも上がったといわれます。

なので、自分の扱ってきた技術・経験などを書く「スキルシート」は
余すところなく、きっちり書き切るようにしましょう。

これは正社員就職・転職も全く同じですが、書類選考で引っかからなければ
面談にすら進めませんので・・・!

#重要なのは現場に入ってからのキャッチアップ
フリーランスになるのは比較的簡単であると書いていますが、肝心の現場に入ってからはどうなのでしょう。

例えば、僕の今の現場では、自分が使用したことのない技術を扱うことになったので、そのキャッチアップには思ったよりも苦労しました。
新しい技術を使う場合は、その辺りは覚悟しておいた方が良いと思います。

ただ、前職と同じような技術(言語や環境など)を利用できる環境へ移るのであれば、
キャッチアップの心配はあまりないかなと思います😊

#エンジニアは他職種と比較して、独立のハードルが低い
例えば、営業職の独立なら、太めの人脈をある程度確保してからでないと独立はなかなか難しいと思いますが、
エンジニアならある程度の技術力さえあれば独立が可能だと思っています。

知人経由で仕事を貰うフリーランスエンジニアもいますが、
エンジニアだと多くの場合、フリーランスのエージェントを介して案件を見つける人が多いので人脈も大きくは影響してきません。

供給よりも需要が多いエンジニアは、フリーの他の仕事と比較すると、独立のハードルがかなり低い職業だなと思っています。

#良いことばかり書きましたが、、、
基本的にフリーランスエンジニアに関するポジティブな意見を並べましたが、
「皆、フリーランスエンジニアになれよ!」と言いたいわけではないので一応書いておくと、
エンジニアは技術力が資本なので、フリーになるに当たって、技術力が大事ということは間違いがありません。

ただ、正社員と肩を並べて勤務していると書いている通り、フリーランスの自分の技術力がズバ抜けていて、
隣の正社員エンジニアさんの技術力が低いという訳では全くありません。
人にもよりますが、技術力は本当に大差ないと思います。

ただし、技術力も最低限必要ではあるので、フリーランス志望の方は、その点はきちんと踏まえて学習に励んで頂ければと思います。

また、フリーランスである以上、「契約を切られるリスク」も確実に存在します。
ですが、上記の通り、きちんと需要のある技術力を磨けばプログラミングは市場価値が高いスキルであることは間違いないので、
1つの会社との契約が切れても次の業務委託先が決まるのに大きく時間は掛からないと思います。

#選択肢の1つとして、フリーランスもある
僕自身、エンジニアになって日々勉強を続けていますが、
目標もなく勉強を続けるのって辛くないですか?

どうせ勉強するなら、「いずれはフリーランスになりたい」というような目標を持って勉強を続けた方がモチベーションも上がりやすいと思います。

なので、個人的な意見ではありますが、
これからエンジニアになる方や既にエンジニアである方は、
フリーランスという選択肢もあるということを考えて頂いても良いかなと思います。

最後になりましたが、この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです☺️
読んでいただき、大変ありがとうございました!

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