備忘録です
OSのバグのようなものを業務で踏み抜いてしまってAppleにバグレポートを挙げた際に
sysdiagnoseの提出も求められたのでその取得方法と注意点です
#取得方法
取得方法はここに書いてます
https://developer.apple.com/bug-reporting/profiles-and-logs/?name=sysdiagnose
iPhoneのsysdiagnoseが欲しいので
sysdiagnose for iOS
となっているところを見ましょう
まぁいろいろ書いてあるのですがここが重要なところです
iOS 11+: Long press (250ms) both volume buttons + sleep/wake (power) button simultaneously
iOS 10.x: Press and release both volume buttons + sleep/wake (power) button simultaneously
Note: On an iPhone you will feel a short vibration when a sysdiagnose is successfully triggered
ざっくりいうと
iOS11以上は音量ボタン2つと電源を0.25秒同時押し
iOS10.xは音量ボタン2つと電源を押して離す
正常にsysdiagnoseの取得が成功すると端末が震えるよ
って感じです。
たったこれだけの操作ですが僕はiOS11環境のsysdiagnoseが欲しかったのですが詰まりました
##詰まったところ
指をボタンからはなした時に震えます。押しっぱなしにすると電源が落ちます。
0.25秒なんてわかんねぇからずっとおしっぱでいいや!!って思っておしっぱすると
別の診断メニューがでてきます(<-僕はこれで勘違いした
sysdiagnoseの取得ですが特に「開始します」や見た目に変化はありません震えるだけです
もう一度言います震えるだけです
行き過ぎたUIにAppleは一石を投じたわけですね
ボタンを押した後ちょうどいいタイミングで指を離すとぶるるって震えるのでそれでsysdiagnoseの取得は開始されるのでしばし待ちましょう
#sysdiagnoseの場所
そうしてできるsysdiagnoseですがApple公式の手順書(上のurl)にあるように成果物がでるまで10分ほどラグがあります。実際は2~3分で出る気がしますが...
さて、場所ですがドキュメントを見ると
Log Locations
macOS:
Note: “~/Library/…” actually translates to: /Users/[Your User Name]/Library/…
The “/Users/[Your User Name]/Library/…” folder is hidden by default in macOS.
To expose the folder, hold the option key while clicking the Finder’s Go menu and the Library folder will appear in the menu. Any time you see a
placeholder like “[Your Device Name]” or, “[Your User Name]” you should replace that part of the path with your actual device’s name, or your computer
user name.
こんな感じで書かれてます。
ですがここ行ってもありませんでした。(環境のせいなのか?
なのでいろいろ探した結果ここにありました。
iPhoneの設定から(iOS11.0での情報です)
プライバシ- > 解析 > 解析データ > sysdiagnose
解析データの下にいくつかログデータがぶら下がってると思います。
その中にsysdiagnoseも一緒に置かれています。
名前にタイムスタンプがついてるのでよしなに実行した日付を選んで取得すればいいと思います。
Macへの移動ですが送りたいsysdiagnoseのcellをタップするとドリルダウンしてシェアメニューからAirDropできるのでそれでMacへおくれます
#あとがき
以上になります。
あまり使い所ない情報かつ個人環境によるかもしれませんが誰かの、何かの役に立てば...