この記事について
やんごとなき理由によってMRをやることになったので環境構築をしてみた
2019年版のQiita記事を見つけたが既に環境が変わってるっぽく応用が初心者の自分ではできなかったので一からやってみた
使うもの
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MRTK Foundation
https://github.com/microsoft/MixedRealityToolkit-Unity/releases/tag/v2.3.0 -
Windows 10
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やるき
Unityのセットアップ
まず上記のURLからUnityHubをダウンロード
※UnityHubってなんじゃいって思いますがUnityはバージョン違いで既存Projectが動かなくなったりするのでそういう問題が起きないようにバージョンのコントロールなどをしてくれる存在
インストールを押すとインストールするUnityを選択できるので利用したいverを選択し、次へ次にモジュールを選択する。まぁ必要なの勝手に選択されてるので何もせず次を選べばインストールが始まる
これでUnityはいったんおk
Windows10のセットアップ
次にWindows10側を開発モードにする
設定 > 更新とセキュリティ > 開発者向け を選択
ラジオボタンの開発者モードにチェックを入れる
これでUnity側のBuild SettingsのUniversal Windows Platform(UWP)の項目の内容が表示される
Visual Studio Installerの修正
UnityをInstallした際に一緒に恐らくVisual Studio(Installer)もインストールされているはず
UWPの場合Unity -> VS -> Appみたいな流れでビルドしていくみたい
もしかしたらWindows10のセットアップまでで行ける人もいるかもしれないがwindow10SDKがない場合がある
またUnityとVSのバージョンが合わないなどでBuildができなかったりすることもある
なのでこの項目にも触れておく
VS Installerを開くとすでにインストール済みの場合このような表示になっているはず
変更をクリック
UWPの開発に必要なものにチェックをいれてインストールする
ワークロード
C++によるデスクトップ開発
ユニバーサルWindowsプラットフォーム開発
Unityによるゲーム開発(ゲーム作らなきゃいらないかも?)
個別のコンポーネント
USBデバイスの接続
Windows10 SDK(versionは環境による)
この2点は追加で必要、あとはデフォルトで大丈夫
チェックすると画面右下に変更のボタンがあるのでクリックするとダウンロードとインストールが始まる
Unity側MRTK利用設定
使うものの項目に記載したMRTKのダウンロードページに移動
最新のMRTKのバージョンでアセットを取得する
最低限Foundationをダウンロードすればいいです
ダウンロードしたらダブルクリックなりUnityへのドラッグアンドドロップやUnityで
Assets > Import Package > Custom Package
でインポートしてください
拡張子が独特なのでダブルクリックでスムーズに開かない気もします(開くプログラムを設定すればいい)
インポートすれば画面上部のツールバーにMixed Reality TookKitが追加されているはず
またインポート後にプロジェクトのセットアップのためにプロンプトが表示されることがあります。
推奨事項のようですのでApplyを選択しましょう
Buildの設定
File > Build Settingsを開くとどの環境でのアプリを作るかを設定できます。
Univeresal Windows Platformを選択してください
ウィンドウ右下にswitch platformのボタンがあるのでクリックしてください
処理が完了するとBuild And Runのボタンが活性化するはずです
プロジェクトの作成
ツールバーのMixed Reality TookKitのボタンをクリック
Add to Scene and Configureを選択するとHierarchyにSceneが追加されます。
あとはPlayを押せばBuildが実行されシンプルなアプリが動作します。
スペースを押すと手のシミュレーションが実行でき、左クリックでつまむ、右クリックしたままドラッグで視点の変更ができます。
まとめ
上記の作業手順は自分が詰まったところ中心でまとめています
より詳しいやり方は
こちらをご覧ください
https://microsoft.github.io/MixedRealityToolkit-Unity/version/releases/2.3.0/Documentation/GettingStartedWithTheMRTK.html#switch-your-unity-project-to-the-target-platform