はじめに
最近話題の生成AIツール。日々様々なものが生まれており、ついていくのも大変です。
今回は社内でレクリエーションを企画した際にAIでどこまでできるのかと試してみたら思った以上に任せられたので共有したいと思います。
なんのレクをしたらいいか探してみる
まずはPerplexityやfelo.aiと並んで人気のAI検索エンジンであるGensparkでレク案を検索してみます。
個人的には深掘りが必要な調査系はPerplexity、色々アイデア検索したい時はGenspark、という使い分けをしています。
小物が必要なものは大変なので、コンセンサスゲームのアイデアを具体的に聞いてみます。
出典も当たってみると、NASAが公式に出しているNASAゲームというものがちょうど良さそうです。
NASAゲームの説明資料を生成AIにつくってもらう
実施にあたり、ルール説明のためにスライド作成が必要です。PPTで自作しても良いのですが、デザインセンスに自信がないので生成AIに任せてみます。
1. スライド構成
まず、Claudeを使ってスライド構成を考えてもらいます。
追加で公式資料の文を参照させたりしながら、何度かやりとりをして構成が完成しました。
2. スライド本文作成
Claudeが考えた構成に基づいて、公式資料もPDFとして添付しながら、本文を作成してもらいます。
ほとんど修正なく本文が完成しました。
3. スライドの作成
続いて、スライドに起こしやすいようにMarkdown形式にしてもらいます。
Gammaを使って、Markdownからスライドを生成します。
スライドのテーマや形式を選んでしばらく待つと、自動でスライドが完成します。
ここから、スライドごとに修正したい部分を手動で直したり、AI修正機能で直していきます。
4. シナリオ説明動画の作成
スライドができあがったところで最低限の下準備は完了したのですが、もう少し生成AIツールを探求してみたかったので、シナリオを説明するための動画を作成できないか試してみます。
画像を繋げて動かすImage to Videoのツールは色々と存在していますが、画像データを持っていない+集めるのも面倒だったので、最近出てきたText to Videoツールを使います。
動画生成ツールとしてはRunwayが有名ですが、今回はInvideo.aiを使ってみます。
日本語対応可能で使いやすそうだったため、このツールを採用しました。短い動画であれば無料で作成可能です。
自然な文章を書くのが得意なClaudeを使ってナレーションを作成します。
ナレーションをInvideo.aiのテキストにペーストし、動画の長さや形式を選択します。
しばらく待つと、フリー素材を繋ぎ合わせた動画が作成されます。
初期の状態だと、ナレーションの区切りやコマ割りが不自然だったり、漢字の読み間違いが発生したりするので、手動で修正して完成です!
無料機能の範囲内だと、干魃のシーンが冬の映像になっているなど、まだまだ精度向上の余地がある印象ですが、テキストだけで簡単に動画作成ができるのは素晴らしいです。
まとめ
現時点ではまだ細かい部分の修正が必要な場合はありますが、生成AIだけでもかなり完成度の高いものが作成できました。
最近エージェント周りもホットトピックなので、この程度の作業なら近いうちに人の介入なしで完結しそうです。引き続き注視していきたいです。
参考