EFSのパフォーマンスに影響を与える設定
- ファイルシステムのタイプ
- リージョン
- 1ゾーン
- パフォーマンスモード
- 汎用モード
- 最大 I/O
- スループットモード
- エラスティック
- プロビジョン
- バースティング
ファイルシステムのタイプ
ファイルシステムのタイプ | リージョンタイプ | 1ゾーンタイプ |
---|---|---|
耐久性 | 99.999999999%(11 9s) | 99.999999999%(11 9s) |
可用性 | 99.99% | 99.99% |
アベイラビリティゾーン(AZ) | 3つ以上 | 1つ |
考慮点 | 特になし | AZが喪失した場合、保存されたデータを失う可能性がある |
パフォーマンスモード
モード | 汎用(Default) | 最大 I/O |
---|---|---|
用途 | 低いレイテンシーを求めるアプリケーションや汎用なファイルベースのワークロード | 大規模データを扱うアプリケーション |
優位点 | ファイル操作のレイテンシーが最も低い | 仮装的に無制限にスケールアウトできるスループットとIOPS |
トレードオフ | 1秒あたりのファイルシステム操作回数が7000に制限 | レイテンシーがわずかに長くなる |
利用シーン | ほとんどのワークロードで最適な選択 | 大規模スケールアウトが必要なワークロードで検討 |
スループットモード
スループットモード | スループット性能 | ユースケース |
---|---|---|
バースト | ・ストレージサイズに応じてベースラインのスループットが決定する※2 ・ベースラインを超えた場合、バーストクレジットが消費される |
・ストレージ容量に合わせてスケーリングするスループット |
プロビジョニング済み | ・プロビジョニングする ・プロビジョニングした値を超えた場合、バーストクレジットが消費される |
・パフォーマンス要件が予測できる場合 ・ピーク時のスループットが平均より20倍以下の場合 |
Elastic スループット | ・自動的にスケールする | ・パフォーマンス要件が予測できない場合 ・ピーク時のスループットが平均より20倍以上大きな値となる場合 |
その他
- アプリケーションが「ls」、「rm」、「mkdir」、「rmdir」、「lookup」、「getattr」、「setattr」などのメタデータを多用するオペレーションを実行する場合
- EC2 インスタンスのリソース不足
- Network File System (NFS) バージョン
- Linux カーネルバージョン
https://repost.aws/ja/knowledge-center/efs-troubleshoot-slow-performance