#LAN基礎1
##ネットワーク規模
- LAN(Local Area Network)
ごく限られた地域で構築されたネットワーク。
利用者が自分で構築管理。
利用料金が発生しない。 - WAN(Wide Area Network)
地理的に離れた拠点を接続するネットワーク。
電気通信事業が提供するサービスを利用する。
利用料金を支払う。
##ネットワーク利用形態
- "C/S"("クライアント/サーバー型")
サービスを提供する側(サーバ)と要求する側(クライアント)の役割が明確。
サーバー専用の"コンピュータ/OS"が必要。 - P2P(ピアツーピア型)
すべてのパソコンが対等な立場。
専用な"コンピュータ/OS"は不要。 - スタンドアロン型
ネットワークに接続せず単独で利用する形態。
##ネットワーク接続形態
- バス型
一本のケーブルに端末を接続分岐。
ケーブル(基幹線)が故障すると全体が利用停止になる
基幹線から分岐しているケーブルが故障しても全体に影響を与えない。
最近ではあまり使われていないらしい。 - スター型(ハブアンドスポーク)
集線装置(ハブ)を中心に放射上に端末を接続する。
1台の端末、またはケーブルが故障しても全体に影響を与えない。
集線装置が故障すると全体が使用不可になる。
ネットワーク管理で一番メジャーな形態らしい。 - リング型
ケーブルをリング状にし、端末を接続する。
一台の端末が故障すると全体が使用不可になる。
ケーブルが故障すると全体が使用不可になる。
##LANケーブル
ルータとハブ、ハブとコンピュータなどを接続するケーブルです。
PoE(Power over Ethernet)対応だと、LANケーブルから給電できる。
LANの規格はIEEEが決めていて、有線はIEEE802.3として規格されている。
- ツイストペアケーブル
太さが細いので設置が容易なので一般家庭にも使われ、ネットワーク構築ではよくスター型で利用される。
4対8心で、内部同線を2つずつ撚り合わせたもの。
両端のコネクタは「RJ-45」(電話は「RJ-11」)。
性能によってカテゴリで分類され、カテゴリの値が大きくなるほど高速通信ができるが、ノイズの影響を受けやすくなる。
しかしそれにはノイズの影響を少なくする工夫が施されている。
モジュラープラグに金属シールドがあるものを「STP」、ないものを「UTP」。
シールドがあるとノイズ耐性が高い。
ケーブルの略語
〇〇/〇TP - 〇〇
- 全体シールド
U = シールドなし
F = フォイルシールド
S = 編組シールド
SF = 編組シールド及びフォイルシールド
- 全体シールド
- 〇TP //TP = 単線or撚り線
- 要素シールド
U = シールドなし
F = 編組シールド
- 要素シールド
参考資料
参照資料・引用元
WEB
IT用語辞典 e-Words
書籍
[平成30年度 栢木先生のITパスポート教室]