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ちょっとLinuxを始めてみようと考えている人のためのVirtualBox

Last updated at Posted at 2019-05-19

初投稿です。
仕事ではよくLinuxを使うのでコマンドラインとか諸々の勉強もかねてLinux環境を用意してみようかなと思っているけど家にあるのはWindowsのみで、、、といった感じだったのでVirtualBox使ってみました。

Linuxを使ってみる方法

実際にLinuxを使ってみる方法はいくつかあります。

A. LinuxをPCにインストールする

よくスペックの古いパソコンを再利用する方法のひとつとしてLinux関連の雑誌で取り上げられてますね。
OSを入れ替える必要があるので手間ですが、おうちに使っていないパソコンがあればありだと思います。

B. Windows Subsystem for Linux(WSL)を使う

Windows10にはWSLと呼ばれるサブシステムがあり、こちらを使うことでWindowsOS上でLinuxの実行環境を実現することができます。
詳細については本記事では取り上げませんが、コマンドラインの勉強や文書作成など小さなことをする分には最も手軽な選択肢かと思います。

C. VirtualBoxを使ってLinux仮想環境を用意する

VirtualBoxと呼ばれる仮想化技術を用いてLinuxを使う方法です。
アプリ開発したりインフラ構築を試験的に行ったりとそれなりにいろいろ試したいことがあったので今回はVirtualBoxを使った方法を採用しました。

VirtualBoxを用いたLinux環境構築

とりあえず私のマシンスペックと手順をざっくりと説明します。

スペック

OS : Windows10 Pro
CPU : Intel Corei7
メモリ : 16GB
ストレージ : HDD 500GB

手順

1. LinuxOS(Ubuntu)をダウンロード

公式サイトよりダウンロードできます。
今回はUbuntu Desktop 18.04.2 LTSをダウンロードしました。

2. VirtualBoxをインストール

公式サイトよりWindows hostsを選択してダウンロードし、exeファイルを起動します。
また同様にExtension Packもインストールします。
この時VirtualBox本体とExtension Packのバージョンはそろえること。

3. VirtualBoxにLinuxを入れる

① VirtualBoxを起動します。

② 仮想マシンの作成
「新規」をクリックします。
任意の名前を入力し、タイプを「Linux」、バージョンを手順1でインストールしたOS、ここでは「Ubuntu(64bit)」にして次へを押します。
仮想マシンの作成1.PNG

メモリを設定します。作業に十分なメモリを確保したいので8GBほど用意します。
仮想マシンの作成2.PNG

仮想ハードディスクを設定します。
ここに仮想環境で作業したファイルなどが格納されます。
ここでは「仮想ハードディスクを作成する」を選択します。
仮想マシンの作成3.PNG

その後、仮想ハードディスクの設定画面になりますが、ハードディスクのファイルタイプはVDI、ストレージのタイプは可変サイズを選択します。容量はとりあえず10GBに設定します。

設定が完了し、作成した仮想マシンが画面左に表示されます。
仮想マシンの作成4.PNG

③ 仮想マシンの起動
作成した仮想マシンをクリックし、ストレージを確認します。
光学ドライブが「空」になっているので「ディスクイメージを選択」をクリックしてダウンロードしたLinuxOSを選択します。

その後、「起動」を押すとubuntuが起動します。
あとは初期設定など行えば今後はVirtualBox上でLinuxが動かせます。

補足

動きがかくかくしているときはビデオメモリを最大まで上げましょう。初期値は16MBとかになってるのでこれを128MBくらいまで上げればだいぶ滑らかになります。

おわりに

とりあえずこれでLinux環境が用意できました。スペックがある程度高いPCがあれば無料でLinux環境が手軽に用意できるのはうれしいですね。

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