はじめに
現在、RAPを実務で行っていますが、まだまだまだまだ経験が浅く、日々勉強中です。
本記事については、自身の備忘録も含め同じ様な所で頭を抱えている方に対して、
少しでもヒントになり、先に進める力となれれば良いなと思い記事にしましたーー!
今回のTips
今回の内容は、RPAの開発をしている中でたびたび発生する要件変更、
「実はこんな状況も発生するので対応してほしい」や、開発していたら聞いていない状況が発生し、実は伝え漏れていた等、いろんな状況から要件変更は発生すると思います。
個人的には、「伝えといてよ…」と思いますが、そう言っていても前には進みませんので、要件変更はある前提でロボットを開発しています。
そんな状況が発生すると考えた時に、「開発時やっておいた方が良い事」についてが、今回のTipsになります
Tips概要
開発時にやっておいた方がいい事についてですが、「あらかじめ変更される可能性がある値」については、ロボットに直書きするのではなく、別ファイルに記載しておく! です。
Tips詳細
これは、BizRobo!だけに限らず、他のRPAツールにも共通して言えることです。
例えば、以下の様なロボットで使用する値については別ファイルで記載している方が良いです。
- ログインID
- ログインパスワード
- URL
- ファイルパス
- ファイル名
- 開始行・終了行(何かをループする時に決まった行のみループする際の始点と終点)
- メールのアドレス(form、To、Cc)
- メールの件名
- メールの本文
など
こういった値を、あらかじめ別ファイルで管理しておく事で、急な変更が入った場合もロボットの修正はせずにファイルを修正し、置き換えるだけOKになります。
(RPAエンジニアの習性として、なるべくロボットは触りたくないと思いますので…)
実際の設定ファイルについては、ロボットがちゃんと読み込められればなんでもOKです。
(例)
まとめ
今回のTipsはいかがだったでしょうか。
上述しましたが、こちらはBizRobo!だけではなく、他のRPAツールを使用する際も同じです。
UiPathだと技術習得用のサイトでも、そういった記述がありました。
また、この別ファイルで管理するという開発方法は、ロボットの開発標準といっても過言ではないぐらい、各エンジニアの認識にあると思いますので、頭に入れておいて損はないと思います!