概要

以前もopenNIを簡単に使う手順を紹介しましたが(http://qiita.com/Hiroki11x/items/f0cd4dd38867b296b9df)
既存のプロジェクトや、他のaddonを追加する際に問題が多かったため、その解決もできる方法を紹介します。
環境はMacOSで、Xcode7.2.1 openFrameworks0.9.2を使っています。
この記事では、既存のopenFrameworksプロジェクトに対して、OpenNIをopenFrameworksで利用出来るaddon、ofxOpenNIのプロジェクトへの追加方法に関して説明します。

1. ofxOpenNIのダウンロード

https://github.com/gameoverhack/ofxOpenNI
から、ダウンロードし、addonsフォルダに追加。(zipでダウンロードする場合には、フォルダ名の語尾に-masterが入っている場合は消す)

2. bin/dataへのopenniフォルダごとの追加

opeNI-SimpleExamples内のbin/dataにあるopenniというフォルダを、addonを追加するプロジェクトのbin/dataに追加

3. Xcodeでprojectを開いた状態で、addonsに3つのフォルダを追加

ofxOpenNI内のsrc, include, libをプロジェクトのaddonに直に追加。ofxOpenNIごと行くとうまくいかないです。
このとき以下のように、addonを右クリックし、Add files to ...で、追加します。

_Users_hirokinaganuma_Documents_hackenv_of_v0.9.2_osx_release_addons_ofxOpenNI_src.png

_Users_hirokinaganuma_Documents_hackenv_of_v0.9.2_osx_release_addons_ofxOpenNI_include.png

_Users_hirokinaganuma_Documents_hackenv_of_v0.9.2_osx_release_addons_ofxOpenNI_win_copy_to_data_openni_path_lib.png

ここでポイントなのは、MacOS用のlibフォルダではなく、Windows用と思われるlibフォルダを追加するとMacOSで動く！という点！！ bin/dataに追加したopenni/libと同じ内容なので、追加の必要ない気がしますが一応追加

追加するとこんな感じ

以上で、ofxOpenNIをaddonとして追加することができます。

追記

Library Search Pathをセットしないとうまくいかない、、