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各仮想化技術の違いをざっと理解していくぅ

Last updated at Posted at 2019-08-25

補足

学んだ知識のほとんどは,Qiitaではなくこちらにバーッとまとめております.

01. 仮想化

仮想化とは

一つの物理サーバー上で仮想的なハードウェアを稼働させる技術のこと.仮想環境の構築方法にはいくつか種類がある.

ホスト型仮想化

・ホスト型仮想化とは

物理サーバーのホスト上で,仮想サーバー(仮想マシン)を構築する.

・Provider例

VMware Workstation,Oracle VM VirtualBox,など

ホスト型仮想化

ハイパーバイザー型仮想化

・ハイパーバイザー型仮想化とは

物理サーバーのBIOSから起動したハイパーバイザー上で,仮想サーバー(仮想マシン)を構築する(※ホストは用いない).

・Provider例

VMware vSphere Hypervisor,Xen,KVM,など

ハイパーバイザー型仮想化

コンテナ型仮想化

・コンテナ型仮想化とは

物理サーバーのホスト上で,仮想サーバーではなく,仮想サーバーとしての機能を持つコンテナを構築する.カーネルのリソースを分割できるNamespace(PID namespace,Network namespace,UID namespace)とControl Groupsを用いて,単一のOS上に独立したコンテナを構築する.

→ DockerToolboxがちょい違う

・Provider例

Docker,LXC,OpenVZ,など

コンテナ型仮想化

01-02. 各仮想化のパフォーマンスの比較

起動速度の違い

ホスト型とハイパーバイザ型では,ハードウェア(CPU,メモリ,ハードディスク)とゲストOSを仮想化することが必要である.一方で,コンテナ型では,ハードウェアとゲストOSの仮想化は行わず,namespaceを用いてコンテナを構成するため,その分起動が速い.

サーバー仮想化

処理速度の違い

・Overheadの小ささ

ゲストOS上のアプリを操作する場合,ホスト型とハイパーバイザ型では,ハードウェアやハイパーバイザーを経由する必要がある.この分だけ,時間(Overhead)を要する.一方で,コンテナ型では,各コンテナがホストとカーネルを共有するため,Overheadが小さい.

仮想化

・Overheadの比較

sysbenchというベンチマークツールを用いて,CPU・メモリ・ファイルI/Oに着目し,物理サーバー・コンテナ型仮想化(Docker)・ホスト型仮想化(VirtualBox)のパフォーマンスを比較すると,コンテナ型であるDockerは最もOverheadが小さい.

各仮想化の比較

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