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Excel で サイト内のリストの一覧を手軽に作る

Last updated at Posted at 2017-07-16

Excel の OData 連携機能を使うと、簡単にノンプログラミングで SharePoint Online のリスト一覧を作ることができます。
※ SharePoint Server 2013, 2016 でも行けます。

準備

まず初めに、Excel の OData 連携機能で呼び出す URL を用意します。
今回はサイト内のリスト一覧がほしいので、以下のような URL になります。

https://[tenant].sharepoint.com/_api/web/lists
※[tenant]部分は、任意の URL に変更してください。

IE や Postman を使って、上記 URL できちんと期待する結果が返ってくるか、予め確認をしておきましょう。

Excel OData 連携

Excel は前から外部データを取り込む機能が豊富でしたが、現在は、OData(つまり、REST API など)から取り込むことができます。
Excel を起動して、リボンから [データ]>[データの取得]>[その他のデータソースから]>[OData フィードから] をクリックします。
rest.png

以下のダイアログが表示されるので、先ほど準備した URL を貼り付け、[OK] ボタンをクリックます。
rest2.png

OData フィードダイアログが開くので、[組織アカウント] を選択し、[サインイン] ボタンをクリックします。
すると、いつもの Office 365 認証ダイアログが表示されるので、サインインします。
rest3.png

サインインできたら、[接続] ボタンをクリックします。
rest4.png

クエリが実行されて、プレビューが表示されます。
問題なければそのまま [読み込み] ボタンをクリックします。
ここで色々表を加工することもできますが、「手軽に」が主旨なので、このまま進めます。
rest5.png

これで読み込み完了です。
Excel シートにサイト内のリストの一覧が、たくさんのプロパティと一緒に表示されていると思います。
各プロパティの意味は、リファレンスで調べてください。

Excel を加工して完成

ここまでくればただの Excel なので、あとは好きなように編集して、お望みの一覧表を作りましょう。
例えばこれくらいのだったら、最初の手順からものの数分で完成してしまいます。
rest6.png

所感など

Excel の OData 連携はかなり便利です。
SharePoint をはじめとする O365 系のサービスは REST API を必ずサポートしていますし、REST API は現在普通に使われている技術なので、これを Excel と組み合わせることで、ノンコーディングで色々なものが作れそうです。
是非試してみてください。

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