VPCのDHCPオプションとは?
AWS-SCSの資格勉強中に理解が難しかった内容について、実際にハンズオンでやってみることにしました。
VPCのDHCPオプション
VPC作成時にEC2インスタンスなどのVPC内で作成したリソースが内・外部と通信ができるための仕組み
大きく分けて3つのサーバの設定が行われている。
・DNSサーバ
・NetBIOSサーバ
・NTPサーバ
DHCPオプションには、2つのオプションセットが存在する。
・デフォルトDHCPオプションセット:各リージョンごとにデフォルトで存在するオプションセット
・カスタムDHCPオプションセット:ユーザ側で自由に変更ができるオプションセット
※どちらも適用されていないVPC内のリソースは、何にも通信ができない!
それでは、AWSコンソール画面のどの部分にあたるのか説明していきます。
参考資料
作業手順
- カスタムDHCPオプションセットの作成
- VPCにデフォルトで適用されているDHCPオプションセットからカスタムDHCPオプションセットへの変更
1. カスタムDHCPオプションセットの作成
・VPCコンソール画面にて、「DHCPオプションセット作成」押下
・DHCPオプションセット名:任意
・ドメイン名、ドメインネームサーバ(DNS):Google Public DNSを使用IP:8.8.8.8、8.8.4.4
参考URL
・NTPサーバ:下記の参考URLから任意のNTPサーバのIPアドレスを指定
参考URL
・カスタムDHCPオプションセットが作成されたのを確認
2. VPCにデフォルトで適用されているDHCPオプションセットからカスタムDHCPオプションセットへの変更
・自身で作成しているVPC画面から、「VPCの設定を編集」押下
・デフォルトのDHCPオプションセット→カスタムDHCPオプションセットへ変更する。
・カスタムDHCPオプションセットに変更されたのを確認
さいごに
AWS-SCS演習問題で出題された「DHCPオプションセットにはどんな機能があるのか」に関して、ハンズオンでの知識習得が出来ました。
是非、間違い等がございましたら、コメントを頂けると嬉しいです