目次
・AWS CLIの設定ファイル
・MFA認証設定
・aws s3コマンド
前提
今回の投稿では、AWS CLIのインストールや必要なIAMロールの設定について省略しています。
AWS CLIの設定ファイル
ローカルPC内の/Users/ユーザ/.aws (隠しディレクトリ)の配下にあるconfigとcredentialsファイルのこと。
・config内:設定ファイルの形式(json or text)及びregionの設定
・credentials内:アクセスキー及びシークレットアクセスキーの設定
下記のコマンドにて手動にて設定を実施する。
aws configure --profile ユーザ名
・access keyの設定
・secret access keyの設定
・設定ファイル形式(json or text)
・regionの設定(ap-northeast-1など)
*access keyとsecret access keyは、IAMユーザの操作により作成ができる。(今回は省略)
試しにVPC情報が表示されるかコマンドを打ってみる。
aws ec2 describe-vpcs --profile ユーザ名
現在作成されているVPCの情報が表示される。
(どこのregionのVPCなのかは、~/.aws/configファイル内のregionに従う。)
aws ec2 describe-vpcs --profile ユーザ名 --query Vpcs[].VpcId
現在作成されているVPCのVPCIDのみ表示される。
*Vpcs[]の[]内には0から始まる数字を入れることで、何番目のVPC情報を表示するか選択可能
MFA認証設定
vi ~/.aws/config
該当するユーザの最下行に以下を入力
source_profile = ユーザ名
role_arn = IAMロール名
mfa_serial = 仮想MFAデバイス名
aws s3コマンド
aws s3 mb s3://バケット名
S3バケットの作成
aws s3 cp ローカルファイル名 s3://バケット名
S3バケット内へローカルファイルのアップロード
aws s3 cp s3://バケット名/ファイル名 .
S3バケット内のファイルをローカル環境にダウンロード
aws s3 cp コピー元ディレクトリ コピー先 --recursive
コピー元ディレクトリ内のファイルを全てコピー先へアップロード
aws s3 mv ファイル1 ファイル2
ファイル1をファイルにへ名称変更
aws s3 rm 削除するファイル
ファイルの削除
aws s3 rm バケット名 --recursive
バケット名配下のファイルを全削除
aws s3 rb バケット名
対象のバケット内が空の場合、バケット削除
やってみた感想
AWS CLI設定ファイルの設定やMFA認証の手順に関して、新たに学ぶことだったので、実際に手を動かすことで理解が深まりました。
S3コマンドに関しては、Linuxコマンドとほとんど変わらないので、オンプレの知識だけでもすぐに理解できると思います。
AWS CLIについては、次の記事で他のコマンドについても投稿していきたいと思います。