はじめに

本記事では、PL-900の合格を目指す方々に向け、試験対策方法をご紹介します。
IT分野での経験が数ヶ月の状態から1ヶ月間の勉強を経て、高得点で合格した自身の経験も交えてお伝えします。必見の情報も載せておりますので、最後まで読んで頂けると幸いです。

PL-900とは

PL-900とは、Microsoft Power Platformに関する基本的な知識が問われる入門資格試験です。
Power Apps / Power Automate / Power BI / Power Virtual Agents / Power Pages といったPower Platformテクノロジを使用してプロセスを改善し、ビジネス成果を促進する方法を理解することが求められます。

試験範囲

PL-900の出題範囲とその配分は次のように定められています。
試験内容は変更される可能性があるため、Microsoft公式ページもあわせてご確認ください。
（※2025年7月27日更新済み）

・Microsoft Power Platform のビジネス価値を説明する (20–25%)
・Microsoft Power Platform の基本コンポーネントを特定する (10 - 15%)
・Power BI の機能を実証する (10 - 15%)
・Power Apps の機能を実証する (20 - 25%)
・Power Automate の機能を実証する (15 - 20%)
・Power Pages の機能を実証する (1–5%)
・Microsoft Power Platform の AI 作成エクスペリエンスについて説明する (10–15%)

当時の勉強方法

1. 勉強時間
平日と土日で多少のばらつきはありますが、平均すると1日1~2時間の勉強を1ヶ月間継続しました。仕事後の時間を利用して、コツコツと継続的に試験対策をしました。PL-900は暗記要素が強い試験なので、コツコツと反復的に学習することで記憶が定着させていくのがおすすめです。

2. 使用した教材
① Microsoft公式の試験対策講座

こちらはMicrosoftが提供しているPL-900試験対策講座です。上記URLにあるフォームから必要項目を入力すると、オンデマンド形式の講座が受講できます。動画自体は４時間弱と長めですが、PL-900合格に必要な知識を模擬問題と交えながら解説してくれます。動画形式で網羅的に説明してくれるため、IT分野での経験が浅かった私にとっては非常に役に立ちました。ただ、こちらの動画は2021年4月時点での製品情報を元に作成された講座ですので、その点は注意しながら視聴する必要があります。

② Microsoft公式のラーニングパス

こちらはMicrosoftが提供しているPL-900試験対策のコースです。テキスト形式でPL-900の試験範囲に関する内容を確認できる教科書のような存在です。複数の学習項目に分かれており、1項目当たり1時間前後で取り組むことができます。本コースは7項目で構成され、計8時間19分という目安の学習時間が要するとされています。しかし、実際には2,3倍の時間が要する程のボリューム感なので、いち早く合格したい方には不向きだと思います。私は、PL-900の合格はもちろんですが、業務へ活かすためにPL-900の学習をしたので、隅から隅まで目を通しました。

③ExamTopics

ExamTopicsは様々な資格の問題集を掲載している海外のプラットホームです。
実践的な問題があるので、勉強開始から半月経ったぐらいから使用開始しました。問題数的には十分なのですが、英語で書かれていたり、回答が誤っていたり、問題の意図が読み取りにくいものもあったので少し使いにくさを感じていました。

振り返り

当時の勉強方法を振り返ってみると、もっと効率的に勉強すれば数週間で合格できていたと感じます。PL-900の内容が身についたので後悔はしていないのですが、やはり教材②の情報量の多さから、必要以上に学習時間が要したり、教材③に関してもより良い問題集があればと思いました。

まとめ

今回は、PL-900合格に向けた効率的な勉強方法をご紹介しました。
今後もPower Platformに関する情報を発信していきますので、宜しければフォローといいねをお願いします。

PL-900を学ぶメリットが知りたい方は、以下の記事からご覧いただけます。
試験合格に向けたモチベーションアップとして併せてご活用ください。

はじめに

PL-900とは

試験範囲

当時の勉強方法

振り返り

おすすめの勉強方法

まとめ