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RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)Advent Calendar 2023

Day 4

PowerAutomate 高いけどいいぞ

Last updated at Posted at 2023-12-03

なにをやったか

  • 基幹システムのWebサイトにアクセスしてcsvをダウンロード
  • ローカルPCでExcel起動して、誰かが作ったマクロを実行して、編集(不要な列の削除等)
  • 編集後の全セルをコピー
  • 所定のSpreadsheet(いろんなひとがアクセスする大事なやつ)の「貼り付け用シート」にペースト
    上記の作業を、人がPCを操作することで実行していた(しかも毎朝実行)
    これを、PowerAutomateで自動化しました

前提

PowerAutomateは2種類あります

  • ブラウザで動くPowerAutomate(Online) …本記事ではPowerAutomateと呼びます
  • ローカルPCで動くPowerAutomateDesktop …本記事ではPADと呼びます

進め方

  1. 現状の運用を担当者に教えてもらってExcel等を受領して確認
  2. Office365のアカウント作成
  3. PADで実装開始
  4. PADで実装が終わったところで稼働確認したら、PowerAutomateがないとだめなことに気づいた
  5. 業務担当者にその旨伝えてPowerAutomateのアカウント作成してもらった(稟議等も同時に実施)

よかったこと

今回はExcel(+マクロ)がフローの中に組み込まれていたので、同じWindows同士ということで、安心感がありました
実装も簡単でした

工夫した点

ダウンロードするときは最初は「画像で指定」を使っていたがやはりエラーが多かったのでhttpですべてを実装したのでエラーが起きなくなった

大変だったこと

  • PADだけで行けるかと思ったら無理だったので、PowerAutomateでPADのフローを実行する、という形にしました
    ※タイマー稼働させるのが無理だった(これは調査不足)
  • (解決方法)PADを深夜・早朝にオフライン状態でスタンバイさせるための物理端末(ノートPC)を用意した

安定性

  • 10月から毎朝稼働しているが毎日成功している

お金

  • PowerAutomateの有料アカウントに20,000円程度かかる
    → 法人なら問題ない金額だが…個人では躊躇するレベル(工夫すればもっと安く出来るっぽい)
  • PAD用に専用の物理端末(PC)を用意した(20万円程度?)

不安点

  • 物理端末はコンセント付きのロッカーにしまって24x365体制にて、電源ON状態で放置している(PC自体の劣化が心配)
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