はじめに
みなさん、IT資格とってますか?もってますか?
IT資格を持っていると転職で有利になったり、会社からお金がもらえたり、何より自信がついたりと良いことずくめです。
私は現在、2社目のIT企業に在籍してますが、1社目のIT企業に在籍中にいろいろIT資格を取りました。(取らされました)
その中でも、実際に役にたっているなと思う資格を挙げますので、参考にしてみてください。
特に、これから未経験でITエンジニアを目指す方は必見です!
基本情報技術者試験

https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html
自分がIT業界に行こうとした上で初めに目指した資格です。
IPAが実施しており、有効期限がないため一度取得すればずっと履歴書に書けます。この試験ではITエンジニアとして働く上で必要な基礎体力のようなことを学べます。
例えば、
- コンピュータ(ハードウェア、ソフトウェア)の基本原理
- IPアドレス、2進数
- OSI参照モデル
- ネットワーク
- データベース、SQL
- セキュリティ
- プログラミングアルゴリズム
- プロジェクトマネジメント
など
基本情報技術者試験では、ITエンジニアなら知っていて当たり前とされることを学べます。資格を取らなくても、ITエンジニアに興味があるなら、基本情報技術者試験の教科書を読んでみることをおすすめします。シンプルに読み物としても面白いです! ITエンジニアになることを迷っているなら、教科書を読んでみて「面白い!」と思うのか、「難しい…」と思うのかでITエンジニアを目指すのかどうかを決めるのがいいと思います。
はっきり言って、基本情報技術者試験は難しいです!
資格を取れるにこしたことはありませんが、教科書を読むだけでも十分な価値はあります。 以下のようなサイトも充実しているので、見てみてください。
https://www.fe-siken.com/
LinuC / LPIC

実際に現場に入ると、不意にLinuxの操作が必要だったり、Linuxの知識が求められる場面に遭遇します。そんなときにLinuxのことがわからなければ、何をしていいのかわかりません。急にCLIの画面を渡されても何をしたらいいのかわかりません。そんなことにならないように、LinuCやLPICではLinuxの基本知識や基本操作を体系的に学べます。
Linuxの操作を少し見てみましょう。
上の画像ではこのようなことをしています。
①今のディレクトリに何があるのかを確認
②ディレクトリを2つ作成(dir22,dir33)
③1つのディレクトリ(dir33)のアクセス権を変更
④アクセス権が変更されたことを確認
⑤ファイル(bench.py)をディレクトリ(dir33)の中にコピー
⑥ディレクトリ(dir33)の中にファイル(bench.py)があることを確認
LinuCやLPICの初級資格を学ぶだけでこれくらいの操作はできるようになります。より実務的な資格になります。
LinuCもLPICもLinux技術者向けの資格ですが、LPICは国際標準的な資格、LinuCは日本国内向けの資格です。私はLinuCを取りましたが、どちらも大差ありませんので、どちらでもいいでしょう。
以上、未経験者向けのおすすめのIT資格でした。資格を取ると、客観的に実力を評価できますが、何よりも自分に自信が持てます。何かを成し遂げて、自信を持てるということが大事なことです。自信をつけて、よいエンジニアライフを過ごしましょう!