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大学生が2週間で基本情報を突破したお話

Last updated at Posted at 2023-07-21

目次

タイトル 内容
はじめに      試験結果
受験理由      この資格を受けた理由について
この記事の対象者  どのような方に読んでほしいか
試験前の自分のレベル 勉強前の知識レベル
学習法 どのように、何の教材を使用したか
試験当日 試験当日の注意点など
さいごに まとめ

はじめに

こんにちは、わたくしは情報系の学科に通う大学三年生です。この度基本情報技術者試験を受験し、合格しました点数は「A試験:82%, B試験:85%」と十分に合格点を越えることができました。

二週間という限られた時間の中でどのように学習をし、合格まで至ったかを記しておきたいと思います。

下図、実際に取った得点です。
image.png

受験理由

私がこの資格を受験した理由は以下の二点です。

  • 体系的なIT知識の獲得
    大学の学科が情報系ということもあり、授業ではCSを学んできました(つもりでした。。。)
    また、大学一年生のころから単位も落とさず、個人開発でプロダクトを制作してきたこともあり、自身のITに関する知識に不安を持っておりませんでした。
    しかし、大学三年生になり、サマーインターンの面接を受け始めた時に気づいたのです。

    「あれ、、技術系の質問に答えられない...」

    面接時に基本情報に出るような基礎的な内容を質問されたとき、答えることができなかったのです。(もちろん不合格でした笑)
    そこで初めて、大学の授業を受けていただけでは、知識が身になっていないことに気づき、体系的に、そして網羅的に知識を得られる基本情報技術者試験でCSを学びなおそう!!と思い立ったのです。

  • 自身のスキル証明
    自分には一定の知識があることを証明するために、資格取得という手段を取りました。もちろんCSを学ぶ目的であれば、技術書を読み理解するだけで十分なのですが、資格を持っているというのは分かりやすい指標になると思ったからです。

この記事の対象者

  • 基本情報を取得しようと考えている人
  • 試験当日まで時間がない!という人
  • 情報系の学校に通い資格取得をしていない学生
  • できるだけ最短で基本情報に合格したい人

試験前の自分のレベル

情報系の大学に通っているということもあり、ある程度の知識はありました。
おそらくですが、全く勉強していない状態でもB試験は突破できたのかなというレベルです。
A試験の知識系に関しては、単語は知っているけど説明はちゃんとできない。。。というような状態でした。
(参考になるかわかりませんが、この状態から2週間なので、全くのIT知識0からなら1か月くらいは要するかなと思います。)

学習法

学習教材

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者

過去問道場

この二つのみです。
非常に有名な参考書とサイトですので知っているかと思いますが、キタミ式の参考書は図やイラストが多用されており、非常にイメージがわきやすく説明がなされているのが特徴的です。
過去問道場に関しては基本的にはA試験の対策に利用します。このサイトを周回しておけば大丈夫でしょう。

学習戦略

二週間という限られた時間でしたので、ある程度期間を区切りその期間内にやることを定めて実行していきました。

1~7日目

キタミ式を1周ざっと読む。
あまり深入りはせず、理解できないところがあっても、読み飛ばしてどんな内容が出題範囲なのか、どこの範囲が大事そうかだいたいの雰囲気をここでつかみます。

7~10日目

過去問道場をそれぞれの分野で過去3~5年分実施する→キタミ式で確認
過去問道場では出題分野を指定し、さらに出題された年代指定もできます。(以下参照)
image.png

ここでひとつずつ分野を指定していき、3年~5年分解き、解けなかったところはキタミ式で復習をし、理解をする。この段階ではキタミ式を1巡しただけですから、解けなくてもしょうがないです。
(だいたいそれぞれの分野で20~30問程度の出題になるように年代の指定は調整していました。)

10~12日目

キタミ式をもう一度一周→過去問道場をもう一巡
実際に問題を解いた後にもう一度参考書を熟読しました。一度問題を解いており、理解し、復習しているため、どこが重要か、よくわかっていないところがどこかを意識しながらもう一巡し理解を深めていきました。

13~14日目

過去問道場で模擬試験形式で周回
オリジナル模擬試験(過去問のランダム出題)にてアウトプットをしまくりました。
(平成21年度以降から作成でやりました。)
ここまでくるとほぼわからない問題はない状態になってきます。キタミ式だけではどうしてもカバーしきれない内容が出てきたりもしますが、そういった問題は無理に覚えようとはしなかったです。
模擬試験を5回ほど繰り返し解き、毎回毎回、解けなかったところを分析し、苦手分野のところをキタミ式で復習する。このサイクルを回し安定して8割~9割はとれるようになりました。
image.png

また、B試験のサンプル問題をざっと解き、こんな感じの問題が出題されるんだなくらいはつかんでおきました。

15日目(当日)

当日は10時から試験でしたので、8時くらいからキタミ式で復習をざっと行いました。
細かいところを覚えようとはせず、特に重要な単語や仕組みに焦点を絞って復習を行いました。

上記のような学習法で2週間で見事合格することができました。
B試験に関しては自身がプログラムを書いてきた経験もあり、ほぼ対策なしで突破することができましたので、全くの初心者の方はB試験の対策にもう少し時間を取ってあげたらいいかなと思います。

試験当日の注意点

  • 焦らない
  • わからない問題はいくつかはある
  • 時間管理

最後の時間管理に関してはA試験とB試験の間に休憩10分があるのですが、10分間の休憩が終わると勝手に試験が開始されてしまします。
私は休憩の間に試験教室外でゆっくりしており、そろそろ戻るか、、、と思い戻ったらもうすでにB試験が開始されており焦りました。(笑)

さいごに

さいごまで読んでいただきありがとうございます。
今回は時間がない中でどのように学習をすすめ、基本情報に合格したかを記しました。

やはり網羅的に、体系的に学ぶことができる基本情報技術者試験は良い資格だなと感じました。
来年には応用情報技術者試験も受ける予定ですので、さらなる知識を求めて今後も精進したいと思います。

みなさまも資格取得やプログラミングなど、頑張っていきましょう!!

ありがとうございました。

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