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GeneratorとIteratorについて

Last updated at Posted at 2024-04-13

背景

Iterabledatasetと出会った!困った゜゜(´□`。)°゜。

GeneratorとIteratorの違い

Iteratorの中にGeneratorがいるイメージ

Generator Iterator
説明文 generator iteratorを返す関数 反復可能オブジェクト
=1つずつ要素を返せる
共通点 反復処理を行える 反復処理を行える
異なる点 必要な時にのみ値を生成なのでメモリが少なくてもよい
Generatorは中身が分からない
generate関数がよばれたときにしか次の要素は分からない
一度に全ての値をメモリに読み込む
最初から長さと中身が分かっている
実装の方法 yieldを持つ関数 自身を戻り値とする__iter__メソッド、次の要素を返す__next__メソッドを持つ。クラスで定義されがち

generator iterator:Generatorによって生成されたIteratorのこと (__iter__メソッドにyieldを使用しているとき、Iteratorであり、かつgenerator iterator)

Iterabledataset

  • __getitem__が定義されていない

  • __iter__の定義のみで成り立っている

  • 毎回同じ順番で呼び出す(シャッフルは基本ない)

  • 大規模データセットでよく使用されている

  • ストリーミングで呼び出す時などに使用

困ったこと:インデックスで呼び出しができない、len()が使用できないなど

map-style dataset:基本的にDatasetには__getitem__が定義されているので、indexを使用してアクセスが可能。ただし、データセット全体をメモリにのせる必要があるので、ディスクより大きいデータセットにはアクセスできない!!鬼強いPCが必要!

Iterabledataset:データセットを反復処理しながら徐々にデータを必要な分のみ読み込むので、サンプルのほんの一部だけがメモリにロードされ、ディスクには何も書き込まれません。便利!!

Iterabledatasetでデータローダーを作りたい

__getitem__の代わりにgenerateを定義

yield

yield:関数を一時的に止める役割。その時点で値を返し、また続きから再開する
return:値を返し、終了する

class ElsaDataset
# generateが呼ばれたときにおこること
    # generateが1回目によばれたとき, indexは0, yieldがある行でforが一時的に止まって、imgとtargetがreturnされる
    # generateが2回目によばれたとき, indexは1, yieldがある行でforが一時的に止まって、imgとtargetがreturnされる
    # generateが3回目によばれたとき, indexは2, yieldがある行でforが一時的に止まって、imgとtargetがreturnされる
    # generateが4回目によばれたとき, indexは3, yieldがある行でforが一時的に止まって、imgとtargetがreturnされる
    # ....
    #
    # もしyeildがreturnだったらおこること
    # generateが1回目によばれたとき, indexは0, returnがある行でimgとtargetがreturnされる
    # generateが2回目によばれたとき, indexは0, returnがある行でimgとtargetがreturnされる
    # generateが3回目によばれたとき, indexは0, returnがある行でimgとtargetがreturnされる
    # generateが4回目によばれたとき, indexは0, returnがある行でimgとtargetがreturnされる
    # ....


    def generate(self):
        """データを生成するジェネレータ."""
        # generateが呼ばれたときにおこること
        # 1回目によばれたとき, 外側のindexは0, 内側のindexは0(REAL) yieldがある行で一時的に止まって、imgとtargetが返却される
        # 2回目によばれたとき, 外側のindexは0, 内側のindexは1(FAKE) yieldがある行で一時的に止まって、imgとtargetが返却される
        # 3回目によばれたとき, 外側のindexは1, 内側のindexは0(REAL) yieldがある行で一時的に止まって、imgとtargetが返却される
        # 4回目によばれたとき, 外側のindexは1, 内側のindexは1(FAKE) yieldがある行で一時的に止まって、imgとtargetが返却される
        # ...

        for sample in self.elsa_data:  # 1つのデータに対して2つの画像があるため
            for label in range(2):
                if label == DeepFakeDetectionLabel.REAL: 
                    url_real_image = sample.pop("url_real_image")
                    response = requests.get(url_real_image, timeout=5)
                    img = Image.open(BytesIO(response.content))
                    target = DeepFakeDetectionLabel.REAL
                else:
                    img = sample.pop("image")
                    target = DeepFakeDetectionLabel.FAKE
                yield img, target

    def __iter__(self):
        """データを生成するイテレータ."""
        return iter(self.generate())


公式

datasetが無限にある場合

haggingface

今回使用したデータセット

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