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Zabbix 5.0 の Zabbix Agent2 をインストールして監視する(CentOS7)

Last updated at Posted at 2021-08-30

新しくなったZabbixクライアントのZabbix Agent2をLinuxサーバ(CentOS 7.9)にインストールして監視してみます。
前提として、サーバはインターネットに接続可能、firewalldとselinuxは停止していることとなります。

Zabbix公式のインストール手順を一部利用しています。

Zabbix Serverのインストールは以下の記事から。

#1.Zabbix Agent2のインストール

Zabbix公式のServerインストール手順に従い、repositoryを追加してZabbix Agent2をインストールします。
まずはrepositoryをインストールし、そのままZabbix Agent2をインストールします。

zabbix_agnet2_install
# rpm -Uvh https://repo.zabbix.com/zabbix/5.0/rhel/7/x86_64/zabbix-release-5.0-1.el7.noarch.rpm
# yum clean all

# yum install zabbix-agent2.x86_64
《中略》
=====================================================================================
 Package                  アーキテクチャー    バージョン      リポジトリー      容量
=====================================================================================
インストール中:
 zabbix-agent2            x86_64              5.0.14-1.el7    zabbix           5.6 M

《中略》

インストールが完了しました。

#2.Zabbix Agent2のconfig設定
config設定を行います。以下にconfigファイルがありますので、以下のみを設定変更します。

コンフィグファイル:
/etc/zabbix/zabbix_agent2.conf

設定変更箇所:

項目 after before 内容
Server [サーバの監視IPアドレス] 127.0.0.1 ZabbixAgent用IPアドレス
ServerActive [サーバの監視IPアドレス] 127.0.0.1 ZabbixAgent(アクティブ)用IPアドレス
Hostname [ホスト名] Zabbix server 自ホスト名

※ホスト名については、Agent1ではZabbix Server側で指定するホスト名と一致している必要があったので、今回も後でZabbix Server側で設定するホスト名と同じようにしています。

configure
# vi /etc/zabbix/zabbix_agent2.conf

------
Server=127.0.0.1
ServerActive=127.0.0.1
Hostname=Zabbix server
↓
#Server=127.0.0.1
Server=192.168.142.43

#ServerActive=127.0.0.1
ServerActive=192.168.142.43

#Hostname=Zabbix server
Hostname=cent79-02
------

#3.Zabbix Agent2のプロセス起動、自動起動
プロセス起動ならびにサーバ起動時のプロセス自動起動設定を行います。

zabbix_agent2_start
# systemctl start zabbix-agent2
# systemctl is-enabled zabbix-agent2

※うまくいかない場合、以下がZabbix Agent2のデフォルトのログになりますので、こちらを確認してください。
/var/log/zabbix/zabbix_agent2.log

#4.Zabbix Server側からホストの登録
以後、Zabbix ServerのWeb GUIからホストの追加を行います。

Zabbix Serverの左ペイン、[設定] - [ホスト]にて、ホスト画面を表示します。
また、ホスト画面右上の[ホストの作成]からホストの作成を行います。

image.png

まず[ホスト]タブで以下を設定します。
項目 after 内容
ホスト名 [ホスト名] 監視対象ホストのホスト名
グループ [Zabbixのホストグループ名] ZabbixServer側のホストグループ
インターフェース/エージェント [監視対象IPアドレス] 監視対象IPアドレス

※ホスト名、インターフェースはZabbix Agent2で設定した内容と同じものを設定します。
※グループについては何でもよいですが、デフォルトで[Linux servers]などがあるので適当に設定しています。

image.png

続いて、[テンプレート]タブで[Template Module Zabbix agent]をリンクしておきます。 その後、[更新]を押下して設定を確定します。

本来は上記Templateのリンクは不要ですが、こちらを設定しないとなかなかZabbix ServerがZabbix Agent2を認識してくれなかったので、念のため設定しています。

image.png

ホストが追加されました。 エージェントの状態で[ZBX]が緑に灯れば、ServerとAgent2が連携できるようになっているので、こちらの表示を確認します。

image.png

#4.監視アイテム、トリガーの設定
後は適当にアイテム・トリガーを設定し、監視を開始します。
例として、CPU使用率を監視します。

先ほど作成したホストの[アイテム]を押下します。
image.png

右上の[アイテムの作成]を押下します。 ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/201787/c12ff016-cfed-9a0a-2a69-10b0d083a819.png) CPUのidle率を取得します。赤枠の箇所を適宜修正して確定します。 ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/201787/4d76034e-9823-2920-a014-2ea77426807f.png) その後、左ペインの[監視データ] - [最新データ]で先ほどしたアイテムの[グラフ]を押下します。 ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/201787/d78a6658-996e-bbb8-2d46-1ccc9c51ce8c.png) CPU使用率(Idle)が取得できていることが確認できました。 ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/201787/38860ee3-ab78-80c1-aad9-8e1338f78291.png)

#参考

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