RHEL8/CentOS8にログインすると以下の表示が出ますよね。
うっとおしいやつ
Activate the web console with: systemctl enable --now cockpit.socket
Last login: Sat Jan 29 22:52:18 2022 from 192.168.xxx.xxx
[root@hostname ~]#
cockpitというRHEL8以降のWebコンソールについてのアナウンスですが、利用しない場合には上記のメッセージが出ますし、利用したらしたで以下のメッセージが出ます。
うっとおしいやつ2
Web console: https://hostname:9090/ or https://192.168.xxx.xxx:9090/
Last login: Sat Jan 29 22:52:18 2022 from xxx.xxx.xxx.xxx
[root@hostname ~]#
cockpit自体は利用しないけど、cockpit自体をdnf remove
するまではな~~というときの対応です。
#1.特定ユーザのみ表示しないようにする
以下でファイルを作成してください。
特定ユーザだけうっとおしいのを消す
touch ~/.hushlogin
#2.全ユーザで表示しないようにする
以下でファイルを消してください。
全ユーザでうっとおしいのを消す
rm /etc/motd.d/cockpit
#3.動作の詳解
このうっとおしいメッセージですが、/etc/motd.d/cockpit
ファイルが存在することで、motdによるログインメッセージ表示をトリガーとして動作しています。
よって、motdファイルの表示を抑制する手法を取ることで表示を消すことが出来るというわけです。
#なので、openssh側(/etc/ssh/sshd.config)でBanner none
してsystemctl restrat sshd
する方法などもあります。
また、cockpitプロセスを動作しているかしていないかでメッセージが変わる点ですが、`/etc/motd.d/cockpit`のリンク先が変わっていることが原因でした。
#3-1.cockpitを停止している状態
[root@cent83-01 ~]# ll /etc/motd.d/cockpit
lrwxrwxrwx. 1 root root 17 8月 25 2020 /etc/motd.d/cockpit -> /run/cockpit/motd
[root@cent83-01 ~]# ll /run/cockpit/motd
lrwxrwxrwx 1 root root 37 1月 29 22:36 /run/cockpit/motd -> /usr/share/cockpit/motd/inactive.motd
[root@cent83-01 ~]# ll /usr/share/cockpit/motd/inactive.motd
-rw-r--r--. 1 root root 70 8月 19 2020 /usr/share/cockpit/motd/inactive.motd
[root@cent83-01 ~]# cat /usr/share/cockpit/motd/inactive.motd
Activate the web console with: systemctl enable --now cockpit.socket
[root@cent83-01 ~]#
#3-2.cockpitを起動している状態
[root@cent83-01 ~]# ll /etc/motd.d/cockpit
lrwxrwxrwx. 1 root root 17 8月 25 2020 /etc/motd.d/cockpit -> /run/cockpit/motd
[root@cent83-01 ~]# ll /run/cockpit/motd
lrwxrwxrwx 1 root root 11 1月 29 23:09 /run/cockpit/motd -> active.motd
[root@cent83-01 ~]# ll /run/cockpit/active.motd
-rw-r--r-- 1 root root 70 1月 29 23:09 /run/cockpit/active.motd
[root@cent83-01 ~]# cat /run/cockpit/active.motd
Web console: https://hostname:9090/ or https://192.168.xxx.xxx:9090/
[root@cent83-01 ~]#
これですっきり