#はじめに
「継続的インテグレーション」っていう響きにだまされて、Jenkinsをインストールしてみた流れになります。今回のインストールはTomcat等の上ではなく、OS上に直接インストールした内容になります。
#インストールする環境
Ubuntu 14.04.3
Java JDK 1.8
CPU 仮想2プロセッサ
メモリ 2GB
ディスク 20GB
(VMwareWorkstatin上に構築した仮想マシン)
#インストール要件
以下、Ubuntuオフィシャルサイト(英語)より確認。
メモリ256MB以上(512MB以上推奨)、ディスクに10GB以上の空き容量、あとJavaはJDKかJREで8、という要件になっています。
Prerequisites
For this tour, you will require:
A machine with:
256 MB of RAM, although more than 512MB is recommended
10 GB of drive space (for Jenkins and your Docker image)
The following software installed:
Java 8 (either a JRE or Java Development Kit (JDK) is fine)
Docker (navigate to Get Docker at the top of the website to access the Docker download that’s suitable for your platform)
#インストール手順
Jenkinsインストール(CUI)
Jenkins初回セットアップ(GUI)
①ブラウザからのインストール確認
②Unlock Jenkinsの実施
③プラグインインストール方式の選択
④プラグインの選択
⑤プラグインインストール
⑥管理ユーザ作成
⑦完了確認
#Javaインストール
は、省きます。他サイト等をご確認ください。
#なお、私は間違えてJava7をインストールして見事3時間ほどハマりました。以下記事にJava8のインストール手順も手短に書いています。
Ubuntu 14.04でjenkins 2.60.1-1 0 以降のインストールに失敗する(怨み言つき)
https://qiita.com/Higemal/items/c0b55fabe754565839f9
#Jenkinsインストール(CUI)
以下コマンドを実行し、Jenkinsをインストールします。
$ wget -q -O - https://pkg.jenkins.io/debian/jenkins-ci.org.key | sudo apt-key add -
$ sudo sh -c 'echo deb http://pkg.jenkins.io/debian-stable binary/ > /etc/apt/sources.list.d/jenkins.list'
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install jenkins
#Jenkins初回セットアップ(GUI)
###①ブラウザからのインストール確認
インストール後、ウェブブラウザに以下のURLを入れることで、Jenkinsの初回セットアップ画面が起動します。
http://localhost:8080
※localhostにはマシンのホスト名を入れてもOK
###②Unlock Jenkinsの実施
ブラウザにでかでかと出ているUnlock Jenkinsを実施します。解除用のパスワードは「/var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword」にあるので、中身をcatして確認し、ブラウザの入力欄に入れて「continue」ボタンを押します。
$ sudo cat /var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword
#「/var/lib/jenkins/secrets」がパーミッション700となっているため、root権限でしか中身を見れません。
#当該ファイルは初回セットアップ後に消える模様です(どこのタイミングで消えたかは不明)。
###③プラグインインストール方式の選択
インストール方式を2択で選択します。今回は何をインストールするかを確認したいので、「Select plugins to install」を選択します。
###④インストールプラグインの選択
ブラウザ上にずらずらとプラグインが出るため、選択します。デフォルトで選択されているものが20個ありました。今回はプラスで以下1つを追加選択しています。
・Dashboard View
※当方初心者のため、推奨プラグインについては別サイト等を参考ください。
###⑤プラグインインストール
以下画面にてインストール進捗が出るので、しばらく待ちます。5分くらい。
###⑥管理ユーザ作成
セットアップの最後となります。管理ユーザの作成として、必要情報を記入します。
なお、メールアドレスの空白にして「Save and Finish」を押すと固まって動かなくなります(なりました)。その際は画面更新(F5)を実行すれば再びこの画面に戻ってこれます。なんでもよいのでメールアドレスは入力しましょう。
###⑦完了確認
以下「Jenkins is ready!」画面が表示されれれば、初回セットアップ完了です。「Start using Jenkins」でJenkinsトップ画面になります。お疲れ様でした。
#参考
Getting Started with the Guided Tour
(Jenkins公式ドキュメント/インストール要件(英語))
https://jenkins.io/doc/pipeline/tour/getting-started/
Installing Jenkins on Ubuntu
https://wiki.jenkins.io/display/JENKINS/Installing+Jenkins+on+Ubuntu
Jenkinsを使ってiOSの自動ビルドおよびテストをする(Jenkins準備編)
http://hopita.hatenablog.com/entry/2017/05/28/123950
Jenkinsの導入(インストール)[Ubuntu 14.04 LTS]
http://tracpath.com/works/devops/jenkins_-installation/
Jenkins実践入門
http://gihyo.jp/book/2011/978-4-7741-4891-5