CentOS8.3のOSインストール履歴となります。
環境はvmware ESXiのvmとなります。
#1.インストール要件
インストール要件 | 最低 | 推奨 | 最大 |
---|---|---|---|
CPU(x86_64) | - | (論理1CPU) | 768 |
RAM(x86_64) | 1.5GiB | 論理CPUあたり1.5GB | 24TB |
DIsk(ext4) | 10GiB | 20GB | 50TB |
DIsk(xfs) | 10GiB | 20GB | 1PB |
#2.VM作成
手順は割愛しますが、以下スペックで作成しています。
スペック | サイズ |
---|---|
CPU(x86_64) | 2vCPU |
RAM(x86_64) | 2GB |
Disk | 16GB |
#3.isoファイルのダウンロード
##3.1 最新CentOSバージョン
CentOS Projectの公式サイトからダウンロードします。
まずは以下サイトにアクセスします。
「altanative downloads」をクリックします。
「CentOS Linux Version」の「mirrors」をクリックします。
##3.2 最新でないCentOSバージョン
CentOS ProjectのVaultサイトからダウンロードします。
まずは以下サイトにアクセスします。
求めるバージョンをクリックします(例:8.3)。
「isos/」→「x86_64/」→「CentOS-8.3.2011-x86_64-dvd1.iso」と遷移するとダウンロードできます。
#4.インストール作業
isoファイルをマシンにマウントし、マシンをパワーオンします。
#4.1 isoの起動
「Install CentOS Linux8」をカーソルで選択し、Enterを押下します。
##4.2.1 必須:インストール先(ディスク)
インストール先のデバイスの設定を行います。
特にディスクの選択やパーティションを行わない場合、上部の「完了」を押下します。
##4.2.2 必須:rootパスワード
rootパスワードを設定します。
##4.2.3 推奨:日付と時刻
標準時の選択をします。
世界地図の日本あたりをクリックすると日本標準時(JST)になります。
###4.2.4.1 インターフェースの設定
固定IPアドレスとする場合、「メソッド」を「手動」にしてIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを入力します。
また、必須ではないですが、DNSサーバが決まっている場合は設定をします。
###4.2.4.2 ホスト名の設定
ホスト名についても下部に入力し、「適用」を押下することで設定できます。
##4.2.5 任意:ソフトウェアの選択
デフォルトでは**「サーバー(GUI使用)」**となっているため、GUIが不要な場合は「サーバー」を選択します。
##4.3 インストールの開始
「インストールの開始」を押下します。
##4.4 再起動
「システムの再起動」を押下し、再起動を行います。
##4.5 再起動の完了
再起動が完了し、rootでログインが可能となります。
#参考
https://access.redhat.com/articles/rhel-limits