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【学習メモ】 クラウド型DNSサービスのNSに独自のドメインを使えるか

Last updated at Posted at 2019-05-30

はじめに

たとえば hoge.com を取得してクラウド型DNSサービスを利用しようとすると、
通常ネームサーバー名はサービス名に近いドメインが入ったものになります。

ネームサーバーのA/AAAAレコードを使って、
dns.hoge.comns.hoge.com、またはns.oyagaisha.jpのような、
DNSサービスが提供するFQDN独自のドメインを使ったネームサーバーを使いたいこともあるかと思います。

提供されたNSではなく、提供されたNSと同一のA、AAAAレコードを、
自由なFQDNに割り当ててNSとして使うこと、です。

その使い方が大手DNSサービスで許可されているのか確認しました。
この記事は2019年5月30日時点のものです。

結果

知名度からするとRoute53一択ですね。

2019/6/19現在

サービス名 呼び名 可否
Route53(AWS) ホワイトラベルネームサーバー
Coud DNS(Google) ホワイトラベルネームサーバー? ?(公式で言及なし)
(google forumでは不可の模様)
Azure DNS(Microsoft) バニティネームサーバー 不可
Fast DNS(Akamai) バニティネームサーバー? 不可
Dyn(Oracle) バニティネームサーバー

Cloud DNSは公式マニュアルに記述がなく、フォーラムで機能要求した旨の投稿がある(2018年12月)ことから、サポートされていないと思われます。

Oracle Dynは、Oracle Dyn自身では可能とも不可能とも言っていませんが、一般的には可能で、方法も書いているので可としました。その後避けた方が良い理由を述べていて否定的な立場であるようです。

おまけ

サービスごとに割り振られるNS。

サービス名 NS
Route53 ns-xxx.awsdns-xx.com/.net/.org/.co.uk
Coud DNS ns-cloud-xx.googledomains.com
Azure DNS nsx-xx.azure-dns.com/net/org/info
Fast DNS axx-xx.akam.net
Dyn nsxx.dns.dyn.com
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